別府の温泉、やっぱり熱過ぎると思うがなあ
最近結婚した姪(妹の一人娘)の夫は大分県別府市の生まれなのだそうで、いずれは広い土地のある実家に戻るつもりらしい。そして妹夫婦も今から「老後は引き取るから別府においで。温泉三昧できるよ」なんて言われているんだそうだ。
まあ、温泉三昧は羨ましいが、実は別府の温泉には上の写真の記事にあるように、苦い記憶がある。4年前の 12月に出張で別府に旅し、知人に薦められた老舗の「竹瓦温泉」というところに行ってみたのだが、湯が熱すぎて 3分と浸かっていられなかったのだ。
とにかく半端な熱さじゃない。そしてこれを水でうめようとしても、奥の源泉吹き出し口あたりに陣取った赤鬼のような形相のジイさんに「うめるな!」と一喝されてしまう。「温泉は熱いもんじゃ。その辺はまだ一番ぬるいところじゃ!」とのたまうのである。
この時の記憶をありありと思い出してしまったので、「でも、別府の温泉って熱すぎるからなあ」と言うと、妹も「そういえば、娘の旦那の実家に挨拶に行って泊まった時も、お風呂がすごく熱かった!」と言うのである。「だいぶ水でうめて、ようやく入れたわ。別府の人って、みんなあつ湯好きなのかなあ」
別府でみんなそうなのかどうかまでは知らないが、「あつ湯好きが多い土地柄」というのは確実に言えると思う。44〜45℃ぐらいのお湯に浸かるのもごくフツーというのだから、間違いない。これって別府ではフツーでも、別府以外では完全に異常だよね。マジで火傷しそうな熱さなのだから。
というわけで、妹も晩年は極端なあつ湯に慣れなければならないという宿命を背負ってしまったようなのである。羨ましさと気の毒さが入り交じったような気持ちだ。
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