頼りになるなあ、葛根湯と柴胡桂枝湯!
3日前のニュースだが、新型コロナの発症から 4日以内なら漢方薬の葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏が有効だと、東北大大学院の研究チームが発表したんだそうだ(参照)。葛根湯は完全にお馴染みだし、小柴胡湯加桔梗石膏なんていうと舌を噛みそうだが、やはりお馴染みの柴胡桂枝湯は、その一種らしい。
「両方とも、我が家の薬箱に常備薬として備えてあるよな」と思い、確認してみたらちゃんと十分にあった。葛根湯はフツーに「風邪引きかけたかな?」と思った時にさっさと飲んで寝れば翌日にはピンピンしているし、柴胡桂枝湯はいわゆる「胃腸風邪」っぽいのによく効く。
記事によれば、昨年 2月からの 1年間、コロナ患者 161人を対象に調べたところ、漢方薬を使って治療したグループが良好な回復を見せたというのである。次のようにある。
発症から 4日以内に漢方薬を使った患者は通常治療グループの患者より回復が早く、酸素吸入を必要とする重度の呼吸不全へのリスクが低かった。
心強いじゃないか。そういうことなら「どうも風邪っぽいな」なんて思いながら葛根湯で元気になった人の中には、抗体検査してみれば実はコロナだったなんて人が結構いるかもしれない。私は一昨日の記事でも、「自覚せずに感染している人が相当多い」と書いているし、これは間違いないところだろう。
あまり大きな声じゃ言えないが、「もしかしてコロナかな?」なんて思っても、症状が軽かったら医者なんかに行くより、葛根湯飲んで 3〜4日大人しく寝ている方がマシだったりするかもしれないね。私なんかとくに医者嫌いだし。
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コメント
写真は ツムラのもののようですが、同じ葛根湯 といっても色々のようです。
https://nanahoshi-clinic.com/blog/?p=78
上は医療用漢方製剤 の話みたいですが、市販薬でも 例えばクラシエの大人用顆粒だけでも 葛根湯A / S / S-II と三種類。
https://www.kracie.co.jp/ph/k-kampo/teach/detail_1.html
一日分の成分でみると Aが 少し濃いめで Sと S-IIが薄めで同じ。 但しS-IIは 一日2回なので 一回分の成分はSの1.5倍とややこしいです。
我が家の葛根湯は matukiyoとクラシエのコラボ商品で どんなもんかと成分を見てみると あらま 薄目というか 一包みの分量が少ない(あらあら)。 どうりで飲みやすいわけだけど ちょっと損した気分。
https://www.matsukiyo.co.jp/store/online/search?category=0011020105
次から (コラボ抜きの)クラシエを買うことにしましょう。
投稿: Sam.Y | 2022年12月 8日 17:29
Sam.Y さん:
本当だ、いろいろあるんですね。
とはいえ、これまでツムラのもので十分効いてるので、とりあえず手持ちの在庫が切れるまではこれで行こうかなと思ってます。(あと 3〜4年は行けそうですが ^^;)
投稿: tak | 2022年12月 8日 18:25