掃除って、「さあ、やるぞ!」でやるものじゃない
「となりのカインズさん」というサイトに、"花王と「掃除めんどい問題」について本気出して考えてみたら解決した" という記事がある。「解決した」という自信たっぷりの見出しにそそられ、こちらもつい本気出して読んでみた。
この記事は花王の松田さんというきれいなお姉さんとの対話形式で、縦に長く続いているのだが、さっさと最終結論に飛んでしまうと、要するに「ながら・ついで作業で掃除する」ということに尽きるようなのだ。つまり、「さあ、やるぞ!」で気合い入れてやるんじゃないということである。
家の中であちこち行く度に、そこにある道具で、ついでにきれいにしちゃうというわけだ。そのためには、ご大層な掃除用具を決まった収納場所にきちんとしまっておいたりしちゃいけない。
そういえば、我が家の場合もそんな感じになっている。家の中のあちこちに袋がぶら下げてあって、中には着古した Tシャツなんかを裁断したボロ布が詰まっている。それを取り出してちゃちゃっと水で濡らし、汚れたところをちょいちょいっと拭く。吹き終わったら、どうせボロ布だから屑籠に捨てる。
紹介した記事は花王のおねえさんのご指導なので、「クィックル ホームリセット」とか、花王の掃除用品がたっぷり紹介されているが、ウチでやってる実感からすると水で濡らしたボロ布で十分だ。(花王さん、ごめんね)
さらに、掃除機も手軽にしてある。実はダイソンのヘビー・デューティな掃除機も持ってはいるのだが、年に 1〜2回の大掃除で使うだけだから、いつもは押し入れで眠りっぱなしだ。壁際にぶら下げて、気軽にひょいっと使えるようにしてあるのは、マキタの充電式掃除機である(下の写真)。
これ、軽くて気楽なものなので、1日に 2〜3回手に取ってササッとほこりを吸い取ってしまえる。いちいち電源に繋いで重い本体を引きずらなければいけないタイプだと、こうはいかないよね。コスト・パフォーマンスで言ったら、ダイソン掃除機の 100倍ぐらいの働きをしてくれている。(ダイソンさん、ごめんね)
というわけで、「さあ、やるぞ!」というのは、年に 1〜2回の大掃除だけで、普段は「ちょっとしたついで」で軽く済ませてしまえばいいってことのようなのである。これ、経験則からしてもかなり納得の話だ。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「忍者屋敷のような旅館の客室」って、ちょっとなあ(2023.01.10)
- ドアの不具合でトイレに閉じ込められてしまう悲劇(2023.01.09)
- 「バンジージャンプ」と「二十歳」へのこだわり(2023.01.08)
- ネット検索、SNS における「Z世代」と「オトナ世代」(2023.01.04)
- 年寄りの自転車運転の危うさ(2022.12.26)
コメント