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2022年12月26日

年寄りの自転車運転の危うさ

最近は「高齢化社会」と言われるだけに、私の住む茨城県でも老人比率がやたら高く、周辺の道路は年寄りの運転するクルマや自転車だらけである。下の動画のように高速道路を自転車で逆走するなんてのは、さすがにナマでは見たことがないが、とにかく日常的な場面でも危なっかしくてヒヤヒヤする。

ちなみにこの動画の昭和からタイムスリップしてきたようなジイさんは、いつも自転車で右側通行しているので、違和感なくこんな走り方ができたんだろう。自転車のヘルメット着用「努力義務」なんてポーズ的な施策より、自転車の右側通行を本格的に厳しく取り締まってもらいたいところである(参照)。

私の住むつくばの田舎はとくに年寄りが多く、その比率は今後ますます高まるのだから、充分に気をつけなければならない。ちなみに最近クルマを運転している時に、細い脇道から急に年寄りの自転車が飛び出してきて、慌てて急ブレーキをかけたケースが立て続けに 3度ほどあった。

3度のうちの 1度は、こちらが県道をクルマで走っているとき、前方左側の小路から自転車のジイさんが現れた。このジイさん、ちゃんと一時停止して左右確認し、私としっかり目も合わせていたのだが、どういうわけかこともあろうに、こちらのモロ直前で県道を横断し始めたのである。

私は肝を潰しながら渾身の力で急ブレーキをかけ、辛うじて停まったのだが、ジイさんは何も気付かない風情でそのまま行ってしまった。こちらとしてはショックで 3秒ほど動けなかったほどである。

こう言っちゃナンだが、あのジイさん、結構認知症が入ってるんだろうね。その時の私はあまりスピードを出していなかったのでギリギリで停まれたし、後ろから来るクルマもなかったので、追突なんかもされずに済んだ。今から思えば「不幸中の幸い」ってやつである。

残る 2回も同じ県道の同じ小路から、左右確認をまったくしない年寄りの自転車が飛び出してきて、やたら大きく膨らみながら左折したというケースである。「魔の小路」と言いたくなるほどで、最近はこの地点にさしかかったらスピードを落とすようにしているほどだ。

年寄りの場合、クルマの運転はやたらゆっくりということが多いので、後続車がイライラするもののそれほどの危険を感じることはない。本当にアブナいのは自転車である。これから老人比率はますます高くなるので、よほど注意しなければならない。

年寄りの危うさをまるで他人事のように書いてしまったが、スポーツ・タイプの自転車をガンガン乗り回してヒルクライムなんかもしちゃってる(参照)私としても一応「高齢者」ということになっている。ということは、自分自身もこれまで以上に慎重に走らなければいけないのだろうね。

 

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コメント

朝の通勤時に、左手をこっちに向かってくる高校生兄ちゃんは、うっかり挽きそう…、轢きそうになる。

ことが起これば、100%車に責任ですからねぇ。

投稿: 乙痴庵 | 2022年12月27日 19:09

乙痴庵 さん:

高校生の自転車右側通行も多いですねぇ! しかも 2〜3列でやってくるからコワい。

>ことが起これば、100%車に責任ですからねぇ。

こうした場合は、モロに 100%ってことはないでしょうけど、それでもクルマの責任は大きいですからね。

投稿: tak | 2022年12月27日 21:14

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