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2023年1月14日

鳥や動物も、発酵した果実で酔っ払うのだね

State of Poland さんという方(ポーランド人のようだ)が、発酵した果実を食べた小鳥が舗道の上で完全に酔い潰れてると、写真を添えて tweet している(参照)。賢明な通行人が拾い集めて安全な場所に移してくれたそうだが、「へえ!」と驚くような光景だ。

230114

Tweet の原文では、この鳥は "waxwing birds" となっているが、調べてみるとレンジャク系の小鳥のようだ(参照)。なるほど、写真を見ると羽根の先が蝋細工のように赤い。これ、酔っ払わなくても元々赤いのだね。

この tweet で初めて知ったのは、小鳥が食べ物で酔っ払うということのほかに、酔い潰れて正体なくなってしまう状態を英語で "irresponsible" と言うってことだ。元々の意味は「無責任な」ということだが、まあ、自分の存在自体に無自覚で責任を負えないほどってなことなのだろう。

それにしてもこんなことってあるのだねと驚いてしまい、調べてみると、発酵した果実や野菜で動物が酔っ払ってしまうということは、ないことではないようなのである。探してみると、まず発酵したカボチャを囓って酔っ払い、木に登れなくなったリスの動画が見つかった。

後足の爪を木に引っかけたまま、万歳してひっくり返る様は、まさに「酔っ払いそのもの」である。食べてる途中で「ありゃ、これってちょっとヤバいかも!」と思わないこともないのだろうが、それより「いい気持ちじゃん!」という感覚が勝っちゃうのだろうね。うん、その気持ちはよくわかる。

さらに、発酵したリンゴで酔っ払ったハトの動画もある。完全に酔い潰れているので、ここでも "irresponsible" という言葉が使われている。"Come on!" という掛け声で揺り起こされてようやく目を覚ますが、全然飛べないほどヘベレケ状態だ。

それだけじゃない。アフリカの Marula (マルーラ)という果実の発酵したやつを食べて、サルやキリンやイボイノシシなんがヘロヘロに酔っ払うという動画まである。こちらは "irresponsible" というほどではないが、かなり幸せそうだ。

体の大きなゾウまで千鳥足になり、翌日になっても二日酔い状態みたいなのだから、結構なアルコール度数なんだろう。私もちょっと食べてみたいほどだ。

 

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自然・環境」カテゴリの記事

コメント

酒買う財布もさびしいので、どっか路上の果実酒ねぇかなぁ。
(いやいや、真っ当なもので善処します。)

投稿: 乙痴庵 | 2023年1月16日 19:30

乙痴庵 さん:

わはは (^o^)

アフリカに行けばマルーラが抱負みたいですけど、結構な旅費がかかりますよね ^^;)

投稿: tak | 2023年1月16日 20:28

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