雪のあれこれ
昨日の朝に土手を白く染めていた雪(参照)はほとんど解けてしまったが、木陰などではまだ解け残っている。日向はすっかり乾いてしまっているのと対照的で、日の光が当たると当たらないではかなりの違いになるものなのだね。
つくば周辺も 40年以上前に引っ越して来た頃は 1月から 2月にかけて、時々結構な雪が降った。下の写真は 2017年 12月 17日の記事に添えたものだがが、この青いスウィフトに乗っていたのは 10年以上前のことだから、多分 2012年 1月の大雪の時の写真だと思う。
つまり 11年前のことだ。それ以前はこのくらいの雪は珍しいことではなかったが、最近ではほとんどなくなってしまった。変われば変わるものである。
雪と言えば、今日の Togetter で珍しい画像が話題になっていた。「玄関前のタイルに吹き付けた雪が不思議な模様を描いていた→なぜこうなるの?→答えがわかっても不思議な印象に」というもので、のぶぶ さんという方の 1月 25日の tweet が発端になった。
見れば見るほど不思議な画像で、私ごときにはどうしてタイルの上で雪がこんなことになるのか想像も付かず、「奇跡」としか思われなかった。ところが 2日後に、タイルの仕事を専門とする方によるコメントで、この「奇跡」の裏側(まさに「裏側」である)がわかった。こういうことであるらしい。
つまりこのタイプのタイルは、4枚に見える部分が裏でつながっていて、その「つなぎ」(右上写真の黄色部分)部分の熱伝導が低いために、降った雪がそこだけきれいな模様として解け残ったのだろうという。自然と人工の、見事な合作だ。
世の中って、時折こうした奇跡的な現象があらわれる。なかなか捨てたものじゃない。
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