つくばの変化はスゴい
デイリーポータルに「つくば市で 18年前と同じ写真を撮る」という本日付の記事がある。下の画像は、同じ場所を 2005年と今年 2023年に写したものというのだから、笑ってしまう。
つくばというところは今でも十分に田舎っぽいが、18年前と言ったらさらに田舎だった。それがだんだんと都市の様相を示し始めたのは、この記事の発端にもなった「つくばエクスプレス」が 2005年に開業して以来と言っていい。
18年前が田舎だったのだから、私がこの土地に引っ越して来た 1980年頃は、もう本当に、何にもないところだった。ウチの娘たちの幼かった頃は、休日に「どこか連れてって」とせがまれたら、船橋のららぽーとに行くしかなかった。
ウチから船橋まではクルマで 1時間半かかるのだが、休日となると渋滞で 2時間を越えることもある。往復 4時間ぐらいかけても、「それらしいショッピングセンター」としては一番近かったのだから、隔世の感がある。
つくば市の中心部が開発整備され、何とか子ども連れの休日を過ごすことができるようになったのは、「つくば科学万博」が開かれた 1985年以後のことである。この年に開店した西武筑波店の店長は、「畑仕事の長靴のままで来店する人が多かったので、床掃除が大変だった」と述懐していた。
この西武筑波店も 2017年に閉店し、その跡地は「トナリエ」とかいうショッピングセンターになっている。というわけで、つくばというところは 2005年からの 18年間の変化もすごいが、それ以前と比べたらもろに「別世界」になってしまっている。
しかし我が家の周囲は相変わらず田園風景が広がり、「別世界」からも縁遠い雰囲気を残しているのだよね。
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コメント
1980年代のつくばと言えば、ようやく四つの大通りが出来たくらいですよね。
あの当時は今よりも林と原っぱが多かった気がします。
つくばで育ちましたが、子供の時から、ホント不便な田舎だと思っていて、都会に憧れていました。
今は車さえ有れば十分快適に住めるところですよね。
投稿: あきら | 2023年2月22日 23:53
あきら さん:
>あの当時は今よりも林と原っぱが多かった気がします。
というか、林と原っぱだらけでしたね。
>今は車さえ有れば十分快適に住めるところですよね。
まさに、クルマは必需品で、これがないとどうしようもないですね ^^;)
投稿: tak | 2023年2月23日 10:10