「政治家女子48党」(旧NHK党)の興味深いバトル
Yahoo!JAPAN が "【独占告白】旧NHK党・大津彩香党首「立花信者じゃない私だからこそ、お金のことも含めてすべて開示して明らかにします」" という記事を伝えている。これ、なかなか興味深い。
私は先月 8日付で、"それなら、自民党は「政治家じじい70党」だろうよ" という記事を書いている。これは「政治家女子48党が日本を変える理由」という記事にインスパイアされたもので、その記事を書いた森山英樹 さんは政治家女子48党所属の浜田聡議員の私設秘書ということのようである。
この時点では、私は旧・NHK党がすっかりイメチェンして「政治家女子路線」を進むことになったのだと受け取っていたのだが、どうやらそう単純なわけではないらしい。実態としては、旧党首の立花孝志氏の「わけのわからない一人芝居」が途中でグチャグチャな様相になってしまったということのようなのだ。
そしてその「グチャグチャな様相」の中で、当初は立花氏の勝手な都合で「一時的なお飾り」として党首に任命されただけだった大津彩香さんが、ここに来て意外なまでの「自立ぶり」を見せているのである。そんなこんなで、立花氏のアヤシ過ぎる一人芝居が破綻しかけていると見ていい。
私としては先月 8日の記事で書いたように、「政治家女子48党が日本を変える理由 」という記事に結構共感してしまっているので、この路線が根付いてもらいたいと思っている。しかしそのためには、立花氏が蚊帳の外に消えてくれる方がよさそうなのだが、それがなかなか面倒くさいみたいなのだ。
これも結局は、立花氏が政党を私物化して馬鹿馬鹿しいことをしすぎた(この間の動きを見れば、そうとしか思われない)ことの報いなのだろう。ただ、せっかく「瓢箪から駒」みたいな形で面白い動きが出かかっているのだから、しっかり見守りたいと思っている。
【4月 7日 追記】
JIJI.COM が ”政女党、立花氏が「党首就任」 大津氏を除名、主張食い違いも” と伝えている。せっかくのおもしろい動きだと思ったのに、どうもムチャクチャになっているようだ。
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