憚りながら、AI についてはかなり呑気な私
昨日は LINE で使える 「AI チャットちゃん α版」というのをやってみた件について触れたが、実はほぼ同時に、かの有名な "ChatGTP" にもアカウントを登録した。ただ、これに関しては欧米で脅威論も高まっているというので、ちょっと慎重に構えている。
Gigazine は「ChatGPT へのアクセスをブロックしたイタリアに続きドイツなどの EU 諸国でもブロックを検討中」と伝えている。データ保護やプライバシーの懸念があるというのだ。これには、「おいおい、そんなこと言ったって、私は既に登録しちゃったもんね」なんて思ってしまったよ。
とはいえ私のは無料版であり、プライバシーの懸念云々は、"ChatGPT Plus" という有料版(月額 20ドル、日本円では 2,400円らしい)の方に深入りすると現実的なリスクが高まるのだと解釈しているので、ちょっと呑気に構えている。登録したアカウントを削除するには及ばないだろう。
いずれにしても、最近の AI やら ChatGPT やらの問題は、「ちょっと騒ぎ過ぎ」という気もしている。本格的に試したわけでは決してないのだが、個人的には昨日も書いたように、「AI、大したことないじゃん」と思っているわけなのだ。
というのは、市場動向予測だの、投資判断だの、仮想通貨取引だのといった分野では、AI というのはかなり強力な武器になるのかもしれないが、実は私って、そうした分野にはとんと興味がないのだよね。そんなもの使ってまで金儲けしたいなんて、全然思わないのである。
むしろ、アートとか人文的な表現とかの分野で生きてきたので、「こっちの方面では、まだまだ人間の頭脳の方がずっと進んでるよね」と感じているのだ。さらに「人情の機微」とか「微妙なニュアンスの勝負」なんてことになったら、どう転んでも AI なんかに負ける気はしないのである。
というわけで、2日連続で AI をテーマに書いてはいるものの、私の場合は呑気な「高見の見物」といった感覚でしかないと白状しておこう。
「そんなこと言ってられるのも今のうちだけだよ」とか「脅威が感じられないのは、ちゃんとした知識がないからだよ」なんて言われるかもしれないが、それはそれで、「私ももう 70歳で、この先は生きてもせいぜい 10年かそこらだから、別にいいわ!」ということにしちゃおうと思う。
ただ、こんなにまで元気だと、30年後の 100歳まで生きてしまうリスク(ここは敢えて「リスク」と言おう)だってあるから、もしそうなったら、ブログの更新は 1週間のうち月曜から土曜までは AI に任せて、当人は日曜日だけ 6日間の「公開あら探し」をして楽しむなんてことにしようかな。
とくに私のもう一つのブログ「和歌ログ」だと、そのスタイルはとてもおもしろそうだ。
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