« ベルリンの公園と東京の神宮前の間の落差 | トップページ | 黄砂の飛来と、鼻水、クシャミ »

2023年4月12日

「パンの日」と「パンの記念日」を巡る冒険

Japaaan に "4月 12日は “パンの記念日”「パン」という言葉、実はポルトガル語由来って知ってました?" という記事がある。これを読んで、今日 4月 12日が「パンの記念日」であると初めて知った。

230412

我が家では天然酵母と玄麦を使って、自家製パンを作っている。私がこねて(参照)、妻が焼く(参照)という分業体制で、40年以上やってきたので、かなりのレベルに達しており、はっきり言って、スーパーで売ってるようなパンなんかよりずっとおいしい。

2304122 2304123

それほどまでにパンにはこだわってきたが、今日が「パンの記念日」だったなんて、ちっとも知らなかった。その由来については Japaaan の記事にも説明がなかったのでググって見たところ、「雑学ネタ帳」というサイトに「パンの日(毎月12日 記念日)」というページが見つかった。

それによれば、"4月 12日が「パンの記念日」、毎月 12日が「パンの日」" なんだそうである。なんだ、Japaaan のページにはそんなことまでは触れられていないじゃないか。ググってみなければ、中途半端な知識で終わるところだったよ。アブない、アブない。

このページによれば、「パンの記念日」の由来はこんなようなことであるとされている。

1842年(天保13年)4月12日、伊豆国(現:静岡県)の韮山代官(江戸幕府の直轄領を支配するために設置された役所)で西洋流兵学者であった江川太郎左衛門英龍(えがわたろうざえもん ひでたつ)が軍用携帯食糧として「兵糧パン」と呼ばれる「乾パン」を作った。これが日本で初めて焼かれた「パン」と言われている。

ほほう、日本最初のパンは「兵糧パン」 だったのか。「乾パン」だっただけに、米のおむすびより軽くて長持ちしたのだろう。

というわけで、12日という日付にはとくにこだわりはないが、これからもおいしいパンを作って食べていこうと思っている。

 

|

« ベルリンの公園と東京の神宮前の間の落差 | トップページ | 黄砂の飛来と、鼻水、クシャミ »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

高級食パンブームなるものがあって近所にもできましたが、最近は消費者も覚めてしまったのか閑散としてます。
私も何度か買ってみましたが、ヤマザキの食パンの何倍も出すほどのもんじゃないじゃんということで今はヤマザキの108円ので済ましてます。

その日に食べれば充分おいしいです。

百貨店に行くとフランスのブランドのパンが高額で売られてますがアレただのパンです。店が継続しているので売れてるんでしょうが誰が買うのかと不思議です。

投稿: ハマッコー | 2023年4月12日 22:16

ハマッコー さん:

高いパンって、要するに砂糖をたくさん使っているだけのようですよ。
ヤマザキは信じちゃいけません ^^;)

投稿: tak | 2023年4月13日 09:47

韮山のパンは、どえりゃけにゃぁ固い?堅い?硬い?と、ラジオで教わりました。
反射炉ってのがあって、云々。

フランスパン🥖も、母国では固い?(以下同文)ものだそうで、日本の「(やわっこい)フランスパン」を召し上がったフランスの方が、「なんじゃこれ(in French)」とおっしゃったとかナントカ。

カッたいのを時間かけて喰らうのも、結構好きです。

投稿: 乙痴庵 | 2023年4月14日 00:38

乙痴庵 さん:

>韮山のパンは、どえりゃけにゃぁ固い?堅い?硬い?と、ラジオで教わりました。

ウワサには聞いてます。江戸時代の兵糧パンの系譜だとか (^o^)

>カッたいのを時間かけて喰らうのも、結構好きです。

時間のある時ですね (^o^)

投稿: tak | 2023年4月14日 07:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ベルリンの公園と東京の神宮前の間の落差 | トップページ | 黄砂の飛来と、鼻水、クシャミ »