東京スカイツリーから隅田川花火を見下ろすと
"東京スカイツリー、4年ぶり「隅田川花火大会」を展望台から観覧できる特別営業” (今月 29日催行)という記事があって、「へえ、隅田川花火を下からじゃなく、上から見るのも趣向だなあ」と思ってしまった。これ、「4年ぶり」というぐらいで実はコロナ禍前からやっていたようだが、ちっとも知らなかった。
子どもの頃、故郷の酒田港で行われる「酒田花火」がなかなかの見もので、花火が空にフワァっと広がって1〜2秒後に「ドンッ」と腹に響くような音の聞こえるのが、ちょっと不思議だった。学校の理科で、光の早さと音の速さの差による現象と知ってからは「そんなもんさ」としか思わなくなったが。
子どもの頃はさらに「遠く離れて花火を横から見たら、平らに見えるぞ」なんて言うヤツもいたが、「俺は宮海(みやみ)の方から観たことがあるけど、遠くにちゃんと丸く見えた」という証言によってあっさり覆された。宮海というのは、酒田港から海岸線を 10km 近く北に行ったところである。
というわけで、横から見ても丸いのだから、東京スカイツリーの展望台から見下ろしても、上の写真のようにちゃんと丸く見える。当たり前の話だが、それでも花火の下の方に地上の景色が見えるというのは新鮮だろう。
ものごとというのは、視点を変えることで新しい発見があるものである
ただ、隅田川花火の東京スカイツリー特別チケットは 1万円なんだそうだ。だったら、フツーに下から見る方がマシかもしれないね。
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コメント
富士山を登山中に上から花火を見たことがあります。音もなくポッ、ポッっと上がりますがまるで線香花火です。
花火はやはり下から仰ぎ見るものです。
一万円払って上から見た人は少々がっかりするでしょう。
カップルで非日常体験するにはいいでしょうね。
投稿: ハマッコー | 2023年5月22日 23:23
ハマッコー さん:
>花火はやはり下から仰ぎ見るものです。
そうでしょうね。上から見たら確かに「気分は線香花火」ですね。
>カップルで非日常体験するにはいいでしょうね。
上から見る意味があるとしたら、これに尽きますね (^o^)
投稿: tak | 2023年5月23日 08:56