例のカエル、気付かずに食っちゃったらどうなってた?
「うどんで、あなたを驚かせたい」というキャッチフレーズの丸亀製麺が、本当に驚かせてくれた。いや実際には「うどんで」ではなく「カエルで」驚かせてくれたのだが(参照)。
既に結構な話題だが、丸亀製麺の新商品「ピリ辛担々サラダうどん」に、生きたカエルが混入していたのだそうだ。「ピリ辛」だけに、カエルとしても体がピリピリして辛かった(この場合は「つらかった」と読んでね)ろうが、カエルだけにど根性で生きていてくれてよかった。
こんなこと書くと「お前アホか?」なんて言われそうだが、考えてもみるがいい。死んでたらもっと気持ち悪かっただろう。魁斗さんという方の tweet にはカップの中のカエルが静止画と動画で紹介されていて(参照)、生きてるおかげで(さすがにちょっと元気がないが)可愛らしいほどじゃないか。
ちなみに私なんか早食いだから、カエルが入っていたとしても、きっと一緒にワシワシ食ってしまって気付きもしなかったんじゃなかろうか。ただ、それならそれで何の問題にもならずに済んだだろう。
我が家の裏の土手では、近頃毎日ウシガエルが「モーモー」と大きな声で鳴いているが、これ「食用ガエル」とも言われ、食えばチキンみたいな食感らしい。Amazon(参照 = こっちは閲覧注意)や楽天(参照)でもフツーに売られてるから、決してゲテモノじゃなく、食肉としてちゃんと認知されている。
ところで今回話題になっているカエルは、当初は単純に、そこらじゅうで見られるアマガエル(ニホンアマガエル)かと思っていたが、詳しい人の見立てではシュレーゲルアオガエルのようだという(参照)。なるほど、アマガエルだと、目の周りに茶色っぽい筋模様があるはずだからね。
アマガエルは手で触る分には可愛いが、触った手で目をこすったりしたら毒がしみてメチャクチャ痛くなるから気を付けろと、悪童たち(私を含む)の間で昔から口伝とされていた(参照)。しかしシュレーゲルアオガエルの場合は、とくに毒がどうこうとは聞かない。
それで、あらかた食ってしまってから気付いた魁斗さんも、無事でいられるのだろう。アマガエルだったら下手すると食あたりしてたかもしれないが、アオガエルなら気付かずに食っちゃっても、多分大丈夫だったんじゃあるまいか。そりゃまあ、食わない方がいいけどね。
ちなみにカエルの中でもヒキガエル(ニホンヒキガエル)の毒性は結構なものらしいので、決して食べないように。と言っても、実際にはあの見かけだし、どう料理しても苦くて食えたもんじゃないようだが(参照)。
ヒキガエルの分泌する毒液は「ガマの油」として薬用にされたという伝説があり、我が家からも望まれる筑波山では「ガマの油売り」というのが登場したりする。しかし「ガマの油」が実際にヒキガエルのタラーリタラーリ流す汗という話はアヤシいらしい(参照)ので、そのあたりどうぞ
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