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2023年5月19日

日本の「マスク神話」って、メチャクチャ強いのだね

Wedge ONLINE に "脱「ゼロリスク信仰」へのススメ 日本人の日本人による「マスク神話」はいつまで続く?" という記事がある。添えられた写真はどこかの繁華街の様子だが、マスクを付けている人が圧倒的に多い。

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記事には次のようにある

テレビ、新聞で感染者数をトップニュースで報道し、専門家が登場して感染の恐ろしさや受け入れ病院の医療崩壊の様子を述べ、(中略)マスクさえすれば感染から逃れられると信じる「マスク神話」が成立したのだ。

「マスク神話」とは、まさに言えてる。私は 3月中旬からマスクなんてしなくなったが、近所のスーパーで買い物をすれば今でも 100%近くの客がマスクをしているし、さらに、我が家の裏を流れる川沿いの閑散とした土手の道を散歩しても、たまに行き会うほとんどの人がマスクをしている。

私は 4月 10日付の「空いた道をノーヘルにマスク着用で自転車に乗る人たち」という記事で、次のように書いている。

マスクはもう付けなくてもいいんだけど、周囲がみんな付けてるから「外すのは気が引ける」と感じてしまう。そしてヘルメットに関しては、被ることが「努力義務」となってはいるんだけど、実際には誰も着用してないから「自分だけ被るのは何となく恥ずかしい」

こうした現象からみれば、日本における「同調圧力」の強さはかなりのものだとわかる。記事には次のようにある。

 欧米でも韓国でもすでにマスク規制は解除しているが、その後、感染拡大は起こっていない。このような経緯を見ると、マスクの常時着用には流行発生を止める効果はないことが分かる。(中略)マスクをすれば感染しない、流行は起こらないといった幻想は捨てなくてはいけない。

しかし、この同調圧力を減らし、幻想を捨てるにはかなりの時間がかかるだろう。記事は次のように書かれている。

同調圧力を減らすためには別の方法、すなわち感染が収まって、恐怖感が薄れるのを待つしかない。それまでのおそらく半年、1年は、選択の自由を主張することがむずかしい事態が続くことになる。

私は暑くなったらマスクなんて着用し続けるのはしんどいから、夏が来る前に多くの人はマスクをしなくなるだろうと思っていた。しかしここ 2〜3日の真夏の真夏の暑さの中でも多くの人はマスクを放さないのだから、本当に「半年、1年」はかかりそうな気がしてきた。

なかなか大変なことである。

 

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