「ウェストミンスター寺院」で、アクセス急増
下の画像は、当ブログのアクセス数を示すグラフの一部だが、ご覧の通り、昨日 18時過ぎから 20時頃にかけてアクセスが急増(2本の点線は、前日と前週の推移)。この時間帯の 7割以上が 2010年 11月 22日付 "キリスト教なのに 「ウェストミンスター寺院」 とはこれ如何に?" とへのアクセスだった。
昨日はロンドン時間の午前 11時からチャールズ 3世の戴冠式が行われ、これが日本時間では午後 7時(19時)からだった。このため、その少し前頃から式典の会場となる「ウェストミンスター寺院」の名称に関連し、「キリスト教の教会なのに、なぜ『寺院』?」という疑問からのアクセスが増えたのだろう。
そういえば昨年の秋にも、エリザベス 2世の国葬が執り行われた時に同じような現象が現れたので、9月 13日に "「ウェストミンスター寺院」という日本式名称" という記事を書いている。どうやら、英国王室で式典があると私のブログへのアクセスが増えるというお約束が成立しちゃってるようなのだ。
「ウェストミンスター寺院 キリスト教」という 2語でググってみると、ご覧のように 3番目に私の記事がランクされている。その上位は本家本元の「ウェストミンスター寺院」と、それと間違われやすい「ウェストミンスター大聖堂」の 2つだけ(いずれも Wikipedia の記事)なのだから、ちょっとできすぎだ。
今回の戴冠式の直前からいきなりのように、私の 12年以上も前の記事へのアクセスが急増したというのは、この Google 検索結果からして当然なのだろう。
それにしてもこうした「素朴な疑問」というのは、インターネットの世界で案外強力なアクセス要因になるのだね。
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