「熱中症」ってやつになりかけたかも
今日は久しぶりの上天気で、気温もかなり上昇して「真夏日」になった。つくば周辺は 33℃ まで上がったらしい。私はこの暑さの中で外回りの力仕事をしていたのだが、どうやら軽く「熱中症」ってやつになりかけていたのかもしれない。
上の画像は NHK の健康関係の特集、「応急処置が大切! 熱中症の原因、症状、予防・対応法まとめ」のトップ画面。この記事の中に「初期には、めまい、立ちくらみ、足の筋肉がつる、お腹の筋肉のけいれんなどが起こります」とある。私の場合、「目まい、立ちくらみ」が多少あった気がするのである。
明日の日曜は終日出かける用があるので、このところの雨模様でたまってしまった外回りの仕事をしなければと、張り切って取りかかったのが、昼前の 10時頃。仕事の中身は、いつの間にかうんざりするほどはびこってしまった雑草の刈り取り、不要になった木の家具などの処理である。
雑草の刈り取りは暑さが厳しくなる前の午前中に済ませたので、何とかなった。昼食を摂り、続いて不要の家具の処理に移る。大きな棚を、伝家の宝刀、電動のこぎりで次々に手頃なサイズに切断し、焼却炉に放り込む。一度に全部燃やせるほど大きな炉じゃないので、付きっきりで少しずつ燃やしていく。
これが体に堪えたようだ。何しろ久しぶりの真夏日なのに、さらに火をガンガン燃やすのだから、その暑さは半端じゃない。体中が汗まみれになり、額から落ちる汗が目に入って開けていられなくなるほどだ。
それなりに用心して、帽子を被り、常に水を補給していたのだが、終わった頃にはフラフラになっていた。さすがに「こりゃ、ちょっと休まなければ」と思い、ソファに横になるとすぐにうとうとして、小一時間ほど寝てしまったようだ。
起きてみると、ちょっと足許がふらつく。病気というものの経験に乏しいのでよくわからないのだが、もしかしたらこれが「目まい、立ちくらみ」ってやつなのか?
「ヤバ!」と思って妻に梅干しを出してもらい、一粒食べたのだが、何と、梅干し特有の「しょっぱさ」が感じられない。口の中が乾ききっていて、いわゆる「食感」というものがないのだ。気がつけば、体の汗も乾いている。つまり、体表面も口の中もカラカラに乾き切っていたわけなのだ。
試しにぬるま湯を作ってもらって口に入れると、辛うじて梅干しの味がした。少し遅れて、サラサラだった体表面も汗をかき始める。
その後はどうと言うこともなくフツーの暮らしに戻ったのだが、あれがもっと重症化していたらマジで「熱中症」ってことになっていたのも知れない。やれやれ、年には勝てないものである。
これからの季節、皆さんも熱中症にはくれぐれも気を付けていただきたい。
【同年 8月 5日 追記】
書き忘れていたが、これがあってから 3日間は、日中もやたら眠くて、PC に向かっていてもふと気付くとしばらく「寝落ち」していたなんてことが続いた。つまり、あの時はしっかりと「熱中症」になってしまっていたようで、その回復に 3日かかったということだ。
Web で調べると、熱中症になると眠くなることが多いようで、さらに暑いさなかで眠くなるというのも、熱中症になりかけているサインらしい。気を付けよう。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- アルツハイマーかどうかを簡単に見分けられる質問(2024.11.27)
- 「特茶」の広告、コピーとグラフが矛盾してるよね(2024.11.17)
- 歩いたり休んだりする方がカロリーを消費するらしい(2024.11.06)
- 旅は体のエントロピーを低下させ、老化を防ぐらしい(2024.10.24)
- 甘いコーヒー飲料を飲むと、体内時計が狂うおそれ(2024.09.10)
コメント
>年には勝てないものである。
はい、そうなんです。年齢に逆らってはいけないです。
私も歩いていて軽い眩暈を感じたらすぐに邪魔にならないところに移動してしゃがんで回復を待つようにしてます。
なにしろ以前、救急車の世話になったことがありますので。
「なんとかなるさ」は厳禁です。
投稿: ハマッコー | 2023年6月17日 21:06
ハマッコー さん:
>「なんとかなるさ」は厳禁です。
ありがとうございます。肝に銘じます。
投稿: tak | 2023年6月18日 07:26
事なきを得て本当に良かったです。
普段鍛えていらっしゃるので、これまでは若い時と同じ体調を維持されていたのでしょうが、加齢の影響は確実にあると思います。ましてや昨今の異常気象・温暖化(もはや亜熱帯化)の加速という環境のもとでは尚更体への負担は思っているよりはるかに重くなっていると思います。
今回を機に、少しご自身を労わる生活に舵を切られることをお勧めします。
投稿: K.N | 2023年6月18日 21:52
K.N さん:
ご心配、ありがとうございます。
>今回を機に、少しご自身を労わる生活に舵を切られることをお勧めします。
そうですね。そのようにしたいと思います。
投稿: tak | 2023年6月19日 18:46