入道雲に「三好清海入道」の顔が
下の写真は昨日の和歌ログの「恐ろしき形相浮かべ湧き上がる午後二時過ぎの入道雲よ」という歌に添えたもの。あまりにもいいタイミングで撮ることができて(何しろ、雲の形は刻々と変わってしまう)もったいないので、こちらでも話のタネとして使うことにした。
入道雲の横っ腹に、まさに「入道」の顔が現れている。私の中のイメージでは、『真田十勇士』に出てくる三好西海入道(みよしせいかいにゅうどう)というキャラがこんなようなイメージなので、画像検索をかけてみたらぴったりのが見つかった。
もちろん架空の人物だが、真田十勇士の中では、猿飛佐助、霧隠才蔵とともにトップ 3 の知名度である。積乱雲もこんなような豪壮なイメージなので、通称「入道雲」になったんだろう。
「入道」という言葉は元々仏教用語で、本来「悟りの道に入ること」という意味だが、「仏門に入ること、入った者」も「入道」というようになった(参照)。それがついに入道雲みたいなイメージになってしまったのは、坊主頭の妖怪「大入道(おおにゅうどう)」みたいなのが登場してからだろう。
私が子どもだった頃、三好西海入道は『真田十勇士』と名付けられたいろいろな漫画で読んだりしてかなりポピュラーだった。最近に至るまでこのタイトルの漫画は少なくないようだ(参照)が、昔のは切羽詰まるような劇画調なんかじゃなく、下のような感じでノー天気に読めた。
上の画像の右にクローズアップで描かれているのは、印を結んでいるのだから忍者の猿飛佐助なんだろうが、さすがにスター級の扱いである。ちなみに左上のキャラは、モデルがモロにトニー谷。売れてたんだなあ。
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