「心意気」を示してくれる食い物屋を巡る冒険
札幌の「こく一番 ラーメン みどりや」という店は、チャーハンを注文すると「スープ」という名目で勝手にラーメンが付いてくるということで、一部で話題になったことがある。しかもマスターに意識されると、メインディッシュであるチャーハンの量が勝手にどんどん増えてくるらしい。
咲来さん@エスコン1勝5敗 さんという方が、「完食を繰り返し、マスターに存在をマークされると明らかに量が増えてくるので気をつけよう」と tweet している。添えられた写真を見ると、4枚目(右下)のチャーハンは確かに 1枚目(左上)の 3倍ぐらいのチョーデカ盛りになっている。
このマスターの心意気は素晴らしいと感動してしまった。私も若い頃だったら、4枚目の写真の量をありがたく大喜びでいただいただろう。
ただ、私は数年前から肉食を断ったので、チャーシューが付きもののラーメンは食べない。ということは、札幌に行ったとしてもこの店に行くことはないだろう。私がラーメンを食うのは、鉄道で旅した時に東京駅と上野駅にあるノーミートのラーメンの店、「T's たんたん」に寄った時ぐらいのものだ(参照)。
実は今、昨日の「和歌ログ」に書いたように(参照)、クルマで山梨県と福島県に出張している。こんな時に困ってしまうのは、高速道路のサービスエリアにあるフードコートに立ち寄っても、肉食を絶った私の食える料理を提供してくれる店が本当に少ないということだ。
牛丼とか焼き肉定食とか、ラーメンとかハンバーガーを避けたら、結局のところ、うどんかそばを食うしかなくなってしまう。しかし悲しいことに、こうしたフードコートのうどんやそばは、はっきり言って「高いくせにマズい」ものしかない。
高速道路上では、「味」とか「量」とかに関わらず、しっかりと心意気を示してくれる店というのがほとんどないんじゃないかという印象だ。。旅に出てまともなものを食おうと思ったら、街に出て探すしかないのだろう。やれやれ。
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