山形県内の 2つの高速道を巡る冒険
父の十三回忌を終えて、本日の朝に山形県酒田市を出発し、午後 3時半頃に無事につくばの自宅に戻ってきた。今回のクルマでの往復の収穫は、山形県内の高速道路が知らぬ間に充実していて、かなり便利になっていると知ったことだった(参照)。
私はコロナ禍の間は一度も酒田に戻らなかったので、福島から先の高速道路の整備状況を知らずに出発したのだった。そして往路は東北自動車道を福島に向かっている時に「東北中央自動車道」という新規の高速道ができていて米沢経由で新庄まで行けると知り、「ものは試し」とこの経路を選んだのである。
福島ジャンクションで東北中央自動車道に入ると、なんと高速道路なのに無料区間が結構ある。11日の記事に書いたように、途中で一般道に降りて山形市の愛庵(めごあん)という蕎麦店で板そば板そばを食ったのだが、また東北中央自動車道に乗り直し、新庄から国道 47号線を辿って酒田に着いた。
山形県内に入ったら一般道を主体に走るしかなかったコロナ禍以前に比べると、かなりの時間短縮である。酒田には日が暮れかけた頃に着くものと思っていたのに、まだ明るいうちに着いたのは驚きだった。
そして帰路は、酒田まで延長された山形道を通ってみた。月山、湯殿山の麓を通る道は、以前は一般道の国道112号線を通るしかなかったのだが、この経路を山形道がカバーしてくれているではないか。そこでこの道を通ってそのまま宮城県内の村田ジャンクションまで進み、そこで東北道に入ったのである。
で、どっちの経路の方が時間短縮できるかというと、往路は一時的に一般道に降りたので単純比較はできないものの、ざっと見てどちらも同じようなものという印象だ。上で紹介したページに貼り付けてある YouTube 動画を見ても、それは間違いないと思う。
だったら、無料区間が設定されている東北中央自動車道の方が「お得」とみることもできる。ただ個人的な考えとしては金銭的な少々の損得勘定は抜きにして、今回のように往復で別経路にするのがいいと思う。どちらの経路でも、それぞれ別の味わいのある景色が楽しめるからだ。
さて、次に酒田に行くのはいつになるだろうか。父の十三回忌も済んだので、それほど頻繁に行くことはなくなりそうで、ちょっと淋しいなあ。
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