「あっち系」の和菓子、なかなかおもしろい
タウンネットというサイトに "信長・秀吉・家康のお尻にあんこがタップリと... 「トイレの最中」の和菓子店、今度は「さんえぇけつ羽二重餅」を生み出していた" という記事がある。見出しだけでは「何のこっちゃ?」となりそうだが、本文に添えられた写真を見ると「そういうことか!」と理解できる。
拡大してみると、確かに「けつ」の形をした羽二重餅である。「さんえぇけつ」はもちろん「三英傑」で、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の 3人を指す。そしてパッケージにはご丁寧なことに「鳴かぬなら ケツでも食べよ ほととぎす」という句が添えられているというのが泣かせる、いや、鳴かせる。
ちなみに、見出しの ”「トイレの最中」の和菓子店” というのがそもそもわからず、ググってみたところこんなようなものと判明した(参照)。INAX ライブミュージアムの中の記事というのが鳴かせる。いや、ここは「泣かせる」でいいか。
商品説明に「ご自身で、トイレ形状のもなか皮に餡子を詰めてお楽しみください。 ※入れるときは決してトグロを巻かないようにご注意ください」とあるのが、さらに泣かせてくれる。「最中」は「さいちゅう」ではなく、あくまでも「もなか」なのだね。(この件に関して、文末の【追記】を参照されたい)
これらの和菓子を開発したのは、愛知県常滑市の「大蔵餅」という和菓子店。ここは敢えて「なかなかいい趣味!」と言わせてもらいたい。近くに行くことがあったら、ぜひ「お土産」として買って持って帰りたいものだ。
最後に告白しておくが、冒頭で紹介した記事をネットで見つけて読んだ時は、見出しの「"信長・秀吉・家康のお尻にあんこがタップリと...」を、つい「うんこがタップリと...」と読み違えてしまったのだった。これって、多分私だけじゃないよね。
【11月 4日 追記】
「トイレの最中」の読み方に関して、現場に近い乙痴庵さんから貴重なコメントが寄せられた。”読みは「さいちゅう」も「もなか」も両方で構わないとのことですが、大蔵餅さん曰く「さいちゅう」推奨とのことでした” とあるので、その辺り、なにぶん
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コメント
当地のラジオで盛り上がりました。
えぇけつは、フォルムやナンヤカンヤを置いといてもおいしいとのこと。
「トイレの最中」。
読みは「さいちゅう」も「もなか」も両方で構わないとのことですが、大蔵餅さん曰く「さいちゅう」推奨とのことでした。
投稿: 乙痴庵 | 2023年11月 3日 20:23
乙痴庵 さん:
>読みは「さいちゅう」も「もなか」も両方で構わないとのことですが、大蔵餅さん曰く「さいちゅう」推奨とのことでした。
何とまあ! それはスゴいことでありますね (^o^)
本文の方に【追記】として触れさせていただきます。情報、ありがとうございます。
投稿: tak | 2023年11月 4日 06:13