年賀状は面倒だけど、喪中はがきなら毎年出せるって・・・
はてな匿名ダイアリーに「年賀状とかクソめんどくさいので毎年喪中はがきを出している」というチョー短い投稿があって、妙な注目を浴びていた。要するに「めんどくさい...」んだそうだが、私としては「なんじゃ、そりゃ?」と言いたくなってしまったよ。
このダイアリーには何件かのコメントがついているが、最初の方は、「ちょっと的が外れてるなあ」というようなものばかりである。「誰も得しない制度 暇な老人以外は」というコメントに代表されるように、はてな界隈では年賀状って「マイナスイメージ」が強いみたいなのだね。
ただ、私が「何じゃ、そりゃ?」と言いたくなったのは、そんなような視点からではない。「肝心なことが見落とされてるんじゃないか? もっと当然のコメントがあっていいはずだろう」と感じていたところ、5番目にようやく「毎年年賀ハガキ出すのと手間は変わらんのでは」というコメントがついた。
そうなのである。年賀状を出すのはクソ面倒くさいけど、喪中はがきなら毎年出せるというのは、やっぱりおかしなメンタリティと言うほかない。どうしてこんな当たり前の気付きが 5番目になるまで出てこなかったかよくわからないが、世の中いろいろ遠回りの思考をしたがる人が多いみたいなのだね。
ちなみにずっと下の方のコメントで「世の中には年賀状じまいというものがあるらしい」とか「年賀状だすのやめれば数年で来なくなるよ」とかいうのがある。かく言う私も昨年暮れに「既に「年賀状じまい」してしまったのだが」という記事を書いていて、リアル年賀状は終わりにしてしまった。
そしてインターネット上に画像の年賀状をアップして、それで間に合わせている。宛名と本文の印刷を一枚一枚しなければならない手間から解放されて清々しているので、このやり方はかなりオススメだ。
ただ、受け取る年賀状は減ってはいるもののまだまだゼロではないので、その対策という問題は残されている。「年賀状だすのやめれば数年で来なくなるよ」というコメントを信じて、気長にやっていくほかなさそうだ。
いずれにしても、最初の書き込みをした人は、そろそろ喪中はがきを出す準備をしなければならないんじゃなかろうか。今年は身内の誰に死んでもらうんだろう。
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