「言えば言うほどアホがバレる言い草」ってあるよね
読売新聞が ”安倍派中堅「悪意を持って裏金を作ってはいない」” なんて伝えている。いい年こいて「悪意はなかったんだから、大目に見てよ」みたいな言い草で、「言えば言うほどアホがバレる」とわかってないみたいなんだよね。
一方で河野デジタル相は、「デジタル庁として総務省と連携し、政治資金の透明性を高められるようにしたい」と述べたという。「デジタル技術を活用した政治資金の透明化を進める考えを強調したもの」というのだが、具体性のまったくない話で、期待しろという方がムリというものだ。
それから降って湧いたように、”安倍元首相は激怒、会計責任者に「ただちに直せ」自民パー券疑惑、岩田明子氏が緊急取材「裏金」は細田派時代の悪習だった” なんて記事まで出てきていて、とんだ物笑いの種になっている。ネタ元は昔から安倍べったりで有名だった岩田明子という女性だ。
「細田派時代の悪習」に関して派閥領袖になってから初めて知った安倍は「ただちに直せ」と激怒したというのだが、はいはい、それまで全然知らなかったって言いたいわけね。そしていくら「激怒」してみせても全然効き目なかったって認めてるわけね。これもまた「言えば言うほどアホがバレる」の一環だ。
記事に添えられたパーティの記念写真なんか見ても、こういう世界から遠いところで生きていられて幸いと思うばかりである。
それにしてもこの写真の会場、お粗末なことに正面の垂れ幕と国旗の水平が取れてないよね。カメラマンは仕方なくこれに合わせてるので、正面の上手(向かって右側)が下がっているみたいに錯覚してしまう。
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