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2024年1月 1日

薔薇色の竜宮を見るために

謹賀新年。ついに 2024年になってしまった。「暫く〜ぅ」なんて卯年元旦の記事を書いたのがつい先日みたいな気がしているのだが、もう辰年になってしまったのだね。ということは、私は何と 6度目の年男ということなのだよ。

240101

前の辰年は  2012年だが、実はこの年は前年の秋に父が他界して喪中だったため、年賀状は公開していない。そしてその前の辰年は 2000年(平成 12年)で、「ミレニアム」(千年紀)なんて言葉が流行っていたなあ。

ところで今年はどんなデザインの年賀状にしようかと思い、自分の PC 内で素材を探してみたところ、何と 2012年の年賀状が見つかった。記憶を辿るとどうやら年男ということで力んでしまい、前年夏頃に早々と作ったものの、喪中でお蔵入りになっていたということのようだ。

そうなるとせっかく作ったものを眠らせておくのももったいなく思われてしまい、「2012」の部分だけ「2024」に書き換えて公開させていただくことにした。それが上の賀状で、あの世の父も喜んでくれるような気がする。先日十三回忌を済ませたばかり(参照)だしね。

薔薇の花のように見える「りゅう座銀河」というのは、25万光年の彼方にあるとされる。ただ、本当に今も「ある」のかどうかは、誰にもわからない。我々に見えているのは、この「りゅう座銀河」が 25万年前に発した光なのだから。

こうなると、「今、この時」というのがどういうことなのかさえもわからなくなる。考えようによっては、25万年を隔てた時間が、同じ空間に共存しているとも言えるのだろうが、そもそもそれが「同じ空間」なんて言えるのかどうかまで考えると、全てが茫漠としてしまう。

ここで急に日常的な時間軸に戻ると、父は享年 83歳で他界したのだが、亡くなる数年前から煙草を止めていた。私は煙草を止めて既に 50年近くになるし、かなり健康だから、父より長生きしてしまうかもしれない。そうなると、12年後に 84歳で 7度目の年男になってしまう。

やれやれ、もう一度辰年の年賀状デザインを考えなければならなくなる可能性は結構高い。12年なんて、25万年に比べれば「一瞬」みたいなものだ。

 

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