流行語大賞を取り損ねた残念語 ー「キックバック」
ここ数日のニュースは「キックバック」という言葉が満載である(参照)。これが 1ヶ月早かったら断トツで今年の流行語大賞に選ばれただろうに、惜しいところだった。ところでこの「キックバック」ってどういうことなのか、ゼニカネの問題にからきし疎い私としては、よくわからないのだよね。
「社会人の教科書」というサイトに "「リベート」「キックバック」「キャッシュバック」の意味と違い" というページがあり、これを読んでみると、「リベート」も「キックバック」も「キャッシュバック」も、日本語では「割り戻し」というのだそうだ。要するにお金が戻されるってことなのだね。
ただ、添えられたイラストを見るとどうもイメージがよろしくなくて、どう見ても "under the table" (袖の下)である。このページには、さらにこんな風にある。
「リベート」にはまた、「手数料」や「世話料」、「賄賂」といった意味も含まれます。ニュースなどで聞く場合の「リベート」は、こちらを指す方が多くなっていますが、本来は上記の意味合いになります。
「キックバック」は、日本語で言う「割戻」であり、上記のように「リベート」と実質的な違いはありません。ただ、現在は「キックバック」の語がイメージ的にあまりよくないとの理由で、全体として「リベート」の方を使うようになっている点は、微妙な違いになります。
「リベート」は賄賂的なものである場合が少なくなく、さらに「キックバック」は「リベート」と実質的な違いがない上に、イメージはさらによくないというのだから、なるほど、そういうことなんだろう。安倍派の議員たちが帳簿に記載したがらなかったのも道理である。
この問題を報じる多くのニュースが「安倍派はもう終わり」みたいな書き方をしているが、個人的にはそれより「自民党はもう終わり」ってことになってもらいたいなあ。
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