世界平均気温、今年は過去最高となるのが確実らしい
今日は福島県に出張した。何と言っても 12月の東北なのだからと暖かめのパーカを用意していたのだが、日中は晴れて太陽が眩しく輝き、パーカを着るほどの寒さにはならなかった。今年の天気は、本当にわけがわからない。
REUTERS が「世界の平均気温、今年は 1.4度上昇へ 16年の記録更新 = WMO」という記事で、次のように伝えている。
世界気象機関(WMO)は 30日に発表したリポートで、今年の世界の平均気温は産業革命前の水準を約 1.4度上回る見通しで、記録更新に拍車がかかっていると指摘した。
今年は観測史上最も気温の高い年となり、産業革命前を 1.2度上回った 2016年の記録を塗り替える見込み。
確かに今年の夏は暑かった。2016年も暑かったということだが、この年の夏の記事を検索してみても、「暑い、暑い」というような記事は書いていない。平均気温における 0.4℃ の差というのは、かなりのもののようだ。
今年はついに我慢できず、8月 5日に ”今年の流行語大賞はもう、「危険な暑さ」で決まり!” というフライング記事を書いている。流行語大賞は実際には、「地球沸騰化」なんていうベタな言葉に置き換わってしまったのだが。
これだけで我慢できず、この月の 25日になってから ”「残暑見舞い」に八つ当たり” なんて記事まで書いている。「この暑さは『残暑』なんてもんじゃないだろう!」ってなわけだ。普段の年の真夏の暑さ以上なのだから、ブチ切れるのも仕方がない。
さらにその翌日に、”夏痩せ、夏負け、夏バテ、暑さ疲れ、熱中症 などなど” という記事を書き、9月 2日には ”東京の 8月は 31日間すべて「真夏日」だったそうだ” とダメ押しをしている。私はあまり天気に不平をいう記事は書かないのだが、今年はこんなにまで書いてしまったと確認して、我ながら驚いている。
とにかく 11月の初め頃まで「まだ夏なんじゃないか」と思うような日があり、「今日って、もしかして秋みたいかな?」と思える日も時々現れるようになったと思っているうちに、ふと気付けば既に冬になっているというのが実感だ。要するに「まともな秋」なんてなかったのかもしれない。
REUTERS の記事によれば、"異常気象を引き起こす恐れのある「エルニーニョ現象」の影響が今冬ピークに達し、来年はさらに気温が上昇する恐れがある" というのだから、たまらない。今からしっかり覚悟しておこう。
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