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2024年1月16日

人口の大都市集中と、地方の老齢化

地面さんという方の tweet に「横浜市より人口の少ない府県」というちょっと衝撃的なのがある。横浜市より人口の少ない府県を赤く塗りつぶしているのだが、なにしろ日本列島のほとんどが赤い。

240116

都道府県市町村ランキングデータというサイトによれば、横浜市の人口は今年 1月 1日現在の推定で 3,771,766人とされている。東京 23区を別とすれば日本最大の都市だ。

そして全国の都道府県でこの横浜市より人口が多いのは、当の横浜市のある神奈川県と、さすがに面積でかせいでいる北海道、そして東京都、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県の 9都道府県だけだ。日本全国 47都道府県の約 2割しかなく、大都市圏への人口集中がわかる地図である。

ただ、横浜市は人口が多すぎて、ちょっとハードルが高すぎるかもしれない。試しに横浜市のすぐ隣で人口が半分以下の川崎市(1,545,604人)を基準としてみると、それを上回るのはランキング 24位の鹿児島県まで広がる。とはいうものの、残りの 23県は川崎市の人口にも及ばないということだ。

さらに千葉市(人口 979,532人)より人口の少ない県、つまり人口が 100万人に満たない県というのも香川県、秋田県、和歌山県、山梨県、佐賀県、福井県、徳島県、高知県、島根県、鳥取県の 10県ある。

ちなみに私の生まれた山形県は辛うじて百万超えの 1,026,228人だが、私が中学校に通っていた頃までは 130万人を越えていたと記憶しているから、今のさいたま市の人口より多かったはずだ。つまりほぼ半世紀で 30万人以上減ったということで、これでは 100万人を割るのも時間の問題だ。

最も人口が少ないのは山陰の島根県(649,235人)と鳥取県(537,318人)。鳥取県の人口は東京の八王子市(587,396人)より少ないし、この 2県の人口を足してもすぐ南にある広島市(1,185,505人)に及ばないのだから、大変な格差だ。

日本全国で若年層が大都市圏に移動している。能登半島地震のニュースをみても避難所は老人が多いし、私の住んでいるつくばも一応は東京への通勤圏と言われているのだが、最近では町内が老人だらけになってしまった。都会に出ると、「ああ、日本にも若者がいたんだ!」と嬉しくなるほどである。

人口が少なくなるというだけなら、日本より人口の少ない国はいくらでもあるからいいのだが、問題は高齢化なのだろう。いや、「老齢化」という方が実態に即しているか。

 

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