凍った池のワニは、人間より始末がいい
昨日は名神高速道路の関ヶ原付近の降雪により立ち往生が発生しているというニュースが流れ、「ああ、毎年の年中行事だなあ」と思いながら動画を眺めたら、年中行事どころではなく想像以上の積雪で、立ち往生が解消されたのは今日に入った午前 4時頃だったそうだ。
地球温暖化とはいえ、寒い時はやはり寒い。とくに温暖化で空気中の水蒸気が増えているため、雪は多くなる傾向があるというから油断できない。そしてこの寒さは日本だけではなく、米国もかなりの寒波に襲われているという。
ノースカロライナ州にあるレジャー施設「スワンプ・パーク」では池の水面が凍ってしまい、ワニたちが辛うじて氷の上に鼻の先を突き出しながら生き延びていると、写真入りで伝えられた(参照)。こうした様子はこの施設だけでなく、全米各地で確認されているらしい(参照)。
これらのワニは決して死んでいるわけではない。変温動物のワニは気温が下がると体温も低下し、一定の気温を下回るとブルメーションと呼ばれる冬眠に似た休眠状態に入るという。
こうしたことはしょっちゅう起きるわけではないが、2021年の場合はもっとスゴかったらしい。上の写真は、2021年に撮影されたものである。
こうしてみると、ワニは人間より始末がいい。人間は高速道路上でスタックしてしまったら、水や食料を配布して除雪で救助してもらわなければ命が危なくなってしまう。
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