「おみくじ」って、やっぱり「雰囲気のもの」なのだね
HUFFPOST に「おみくじの運勢の順番は?神社で結ぶのが正解?初詣前に知りたい【おみくじ豆知識】」という記事がある。”「吉と小吉、どっちの方が良い?」「神社に結ぶ?それとも持って帰る?」初詣前におさらいしておきたい、おみくじの豆知識を紹介します」” というサブタイトル付きだ。
神社のおみくじについては、詳しいことはほとんど何も知らないで生きてきた。個人的には神社でおみくじ引くことなんてあまりないし、これまで「小吉」と「末吉」以外に遭遇した記憶がないから別にどうでもいいんだけどね。
おみくじの運勢というのは案外ややこしくて、記事には「一般的なおみくじには、次の 2パターンの順番があるといいます」とある。
- パターン ①
大吉 > 吉 > 中吉 > 小吉 > 末吉 > 凶 > 大凶 - パターン ②
大吉 > 中吉 > 小吉 > 吉 > 末吉 > 凶 > 大凶
「へえ!」ってなものである。はっきり言って、どちらもしっくりこない。
「大吉、中吉、小吉」があってそれとは別に「大でも中でも小でもない『吉』」があるというのが不自然で、単純な順番付けをするには無理がありすぎだよね。そんなことだから、「吉」が「中吉」より上だったり「小吉」より下だったりという混乱が生じてしまう。
それから「末吉」というのもわからない。辞書的には「おみくじで、あとになって開ける運のこと」 とある(参照)が、時間軸の異なるものを同列に並べて順番付けするのは理窟に合わないじゃないか。
さらに ”「半吉」「平」「吉凶末分」「吉凶相交」など、珍しい吉凶が存在する神社もあります” というのだから、ますますわけがわからない。
多くの人は「吉凶相交」(「いいことも悪いこともある」ってことだろう)の日常を過ごしてるんだろうから、こう言っときさえすればほぼ間違いなく当たる。ところが「吉凶末分」(「いいことも悪いことも後になって分けられる」と解釈できる)となると、「おみくじ」の意味がなくなるだろう。
こう考えるとそもそもの話として、おみくじに書かれた「運勢」というものに順番を付けるということ自体が見当外れということになる。結局のところ、あまりこだわらずに「雰囲気のもの」(参照)と受け取っていればいいのだろう。
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