花粉症には、毎日ゴボウ 1本食えばいいというので
PRESIDENT Online に ”理論的には 6時間で花粉症を 100%撃退できる…東大名誉教授が断言「ツラすぎる花粉症に効く最強の食材」” という記事があるので、この季節、鼻水、くしゃみ、目の縁の痒みの三拍子に悩む身としては、何はともあれ読んでみた。
記事の冒頭には ”小柳津広志『東大の微生物博士が教える 花粉症は1日で治る!』(自由国民社)の一部を再編集したものです” とある。そんな本が出ていたとはちっとも知らなかったが、調べてみると、Amazon に「ベストセラー 1位」と表示されてあった(参照)。花粉症に悩む人って多いのだね。
この記事の前半は「花粉症は I型アレルギー(即時型アレルギー)による炎症反応に過ぎない」もので、「大腸で酪酸菌が増えていると、I型アレルギーをほぼ抑える」ことができるということを丁寧に説明してある。
途中を大幅にすっ飛ばして結論を言えば、酪酸菌を増やすには Tレグ細胞というものが重要で、それを増やすにはフラクトオリゴ糖というものを摂取するのがもっとも効果的なのだそうだ。そして、その目安は「毎日、ゴボウ1本」というのである。
もちろん、フラクトオリゴ糖を含む食品はほかにもいろいろあるが、最も豊富に含み、しかも日常的に入手しやすいのがゴボウということのようなのである。
「ゴボウ 1本かぁ・・・」と私はうなってしまった。ゴボウは嫌いではなくしょっちゅう食べているが、量にしたらほんの少しである。1本食うというのは決してできないことじゃないが、それを毎日続けるとなると話は別だ。ゴボウが主食みたいなことになってしまい、あまりそそられる話じゃない。
しかし、記事中にあるこの言葉を読んでしまったら、試してみないわけにはいかない。
ゴボウを食べることで、腸内細菌の働きを改善=「腸活」(大腸の働きを活発にすること)し、花粉症によって起こる炎症を抑えることによって、花粉症はほぼ100%治ってしまうのです。
とりあえず、ゴボウ 1本食ってみることにしよう。ただし、3食に分けて。
今日の昼から始めたら明日の夜には効果が出るかもしれないので、改めて報告するつもりである。
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コメント
ゴボウ茶というものもありますよ。
随分以前、お茶の専門店で最も売れていると
いうことで、すすめて下さいました。
私は、更年期でしんどく、血の巡りを良くしたい、ということで
行ったのですが、花粉症予防の人が多かったりして…。
投稿: 琥珀波 | 2024年3月24日 17:55
琥珀波 さん:
へえ、そうですか。ちっとも知りませんでした。ありがとうございます。
いずれにしても、ゴボウって効くんですかね。今はモノは試しと、ゴボウを食いまくってます (^o^)
投稿: tak | 2024年3月25日 06:58
元のPRESIDENTの記事が更新されて読んでみましたが、フラクトオリゴ糖という成分が肝になっているようですね。かなりしっかりとした調査もされています。
https://hfnet.nibiohn.go.jp/sp_health/detail3994/
私の食生活だとごぼう1日1本は厳しいので(笑)、意識してゴボウ多め&砂糖をフラクトオリゴ糖に置き換え、の2本立てでやってみようと思います。
投稿: らむね | 2024年3月27日 05:45
らむね さん:
私の場合、この記事の翌日にゴボウ 1本をいろいろ料理して食べたところ、すっかり治ったわけではありませんが、かなり改善しました。
2日目は忙しすぎてゴボウ半分しかたべず、その翌日はいろいろ忙しくてあちこち出歩いたので、食べられず・・・
というわけで、はっきりした検証ができないうちに、花粉症シーズンが終わろうとしています。
とはいえ、効かないわけじゃないという実感はありますね。
投稿: tak | 2024年3月27日 07:33