フィギュアスケート界のキラキラネーム度がスゴい!
フィギュアスケートの全世界ジュニア選手権というのが台北で開かれているらしく、そこで 15歳の島田麻央選手が 2連覇を達成したというニュースが朝の NHK ラジオニュースで流れた(参照)。素晴らしいことである。
ただ、ここで書きたいのは彼女の優勝とか日本のフィギュアスケート界の現状とかいう話ではない。私が驚いてしまったのは、そのニュースにゾロゾロと登場した日本選手の名前のスゴさについてである。
島田麻央選手はかの有名な浅田真央さんと同じ名前(字は違うが)ということもあってまだ馴染みがあるが、それに続いてラジオで流れてくる名前がやたらキラキラネームっぽくて、どんな字を書くのか想像すらできないのが多い。
そこでさっそくネットに当たり、日刊スポーツのサイトで「選手名鑑」を調べてみると、こんな感じだった(参照)。
この年代の少年少女たちって、フィギュアスケート界に限らずこんな感じの名前が多いみたいな気もするし、ここに登場したのは決して極端な「キラキラ」というわけではないのかもしれない。ただそれにしても、フィギュアの世界の「キラキラ度」の高さは特筆すべきなんじゃなかろうか。
もしかしたら、生まれた子にキラキラネームを付けたがる親って、子どもにフィギュアスケートをさせたがる志向が強いのかもしれないなんて想像までしてしまった。スポーツとしてのキラキラ度が抜群に高い世界だし、あり得ないことじゃないという気がする。
この中にあると男子の「島田高志郎」なんて、スケート協会の会長さんなんじゃなかろうかと錯覚しそうである。顔写真をみればそんな錯覚は吹っ飛ぶが。
最近はキラキラネームが減ってきているらしいが、これをきっかけに妙に復活しちゃったりしたら、その子たち、将来浮いてしまうんじゃあるまいかと妙な心配までしちゃったよ。
【同日追記】
フィギュアスケート界のキラキラネーム度の高さについては、私だけが驚いているわけではなく、かなり前から言われているのだとわかった。ちょっとググってみたところ、こんなような記事まである。フィギュアスケートだけでなく、冬季オリンピックの種目ではキラキラネームがかなり多いらしい。
平昌五輪、キラキラネーム多すぎ…「哉中」「純礼」はなんて読む?
「哉中」はフィギュアスケートの村元哉中選手で「かな」と読むらしく、「純礼」はショートトラックの菊池純礼選手で「すみれ」ちゃんなんだそうだ。ついでにアイスホッケーの床秦留可選手は「とこ はるか」と読むという。ここまで来ると万葉仮名じみてさえいて、キラキラ界のウルトラC だね。
さらにあの羽生結弦選手も、キラキラと捉えられているらしい(参照)。まあ、ここらあたりはギリギリの境界線という気もするが。
【3月 3日 追記】
来年施行される改正戸籍法に基づき、全国民が振り仮名の届け出を求められるんだそうだ(参照)。届けがなければ自治体が職権で戸籍に振り仮名を記すことになるのだという。これ、キラキラネーム対策だというのだが、かなり乱暴な運用になりそうで困ったものだ。
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コメント
今の高齢者の名前は〇男、〇雄、〇郎、〇一、〇次、豊作、万作、一字で豊、裕、健、一、などが多かったでね。
女子は、〇子、〇江、〇美、さゆり、みどり、などが多かったですね。教師も読みに困らなかったと思います。
病院で受付の人がキラキラネームを読めずに「何と読むんですか」と訊いたら「何で読めないの」と若いお母さんがへそを曲げたという話も聞いたことあります。これじゃ診察カードが作れません。
上の写真付きの名前で読めなかったのは 陽菜、新葉、佳生、星南ですね。陽菜はハナと、佳生はカオと読むにのは相当無理がありますね。星南は F1ドライバーから取ったのでしょうか。
キラキラネームで思い出したのが吉村妃鞠さんです。
https://www.youtube.com/watch?v=gLKxCepq6s8&t=311s
演奏時11歳です。現在は HIMARI の名前で世界で活躍してます。(今は12歳)
投稿: ハマッコー | 2024年3月 3日 02:22
ハマッコー さん:
>病院で受付の人がキラキラネームを読めずに「何と読むんですか」と訊いたら「何で読めないの」と若いお母さんがへそを曲げたという話も聞いたことあります。
いやはや、勝手過ぎ。こんなんで「何で読めないの」なんて言われたら、「フツーじゃないから」と答えるしかありませんね ^^;)
>キラキラネームで思い出したのが吉村妃鞠さんです。
ご紹介の YouTube で初めて知りました。スゴいですね。この名前なら、何とか「ひまり」と読めないこともありません。
投稿: tak | 2024年3月 3日 06:29