« 酒飲んで顔が赤くなる人は、コロナにかかりにくい? | トップページ | 自治会の回覧板電子化という問題 その2 »

2024年5月29日

自治会の回覧板電子化という問題 その1

久し振りに順番が廻ってきて、この春からまた地域自治会の役員として名を連ねることになった。任期は来年の春までの 1年間で、やることと言えば突発的な災害とか事件とかでもない限り、市からのお知らせの回覧板管理とか町内会費の徴収、土手の草刈り作業の外部への委託などである。

2405291

以前は町内懇親会なんてイベントがあって、休日に大きな鍋で作ったご馳走などを振る舞いながら楽しむこともあったが、当時の中心メンバーだった人たちは既に 80歳を超えて体力が続かなくなり、さらにコロナ禍などもあったために完全に途絶えてしまった。その分だけ運営は楽になっているわけだが。

そんなわけで日常の運営をもっと効率的かつ楽にするために、回覧板の電子化をしてはどうかという案が出てきて、それが受け入れ可能かどうかを調査するために、このほどアンケート調査を行った。内容は、電子回覧板が必要かどうか、もし実施されたら閲覧することができるかといったことである。

現在その結果が集約されつつあるのだが、回覧板の電子化については賛成意見が 3割足らずで、否定的な意見が圧倒的のようだ。スマホで閲覧可能という回答は 7割程度あるにはあるのだが、やはり紙の形での回覧の方を望む声の方が強いようなのである。

本来ならば電子化した方が時間差なく受け取れるし、前々からの通知を遡って閲覧することも可能なので、忘れた頃の問い合わせなんてこともなくなるからずっと便利なはずなのだが、そうしたことは全く理解されていない。

今年 3月 31日付の記事で書いたように、何しろ現在の 80歳前後というのは「パソコンなんか押しつけられる前に会社を停年になって助かった」なんて思っている層だ。「電子回覧板を送られても、俺はガラケーだから見ることができない」という反応も少なくない。

バアさんはスマホを持っているが、それは孫たちとの LINE のやり取りを楽しむためのもので、町内会の回覧板の受信なんて「私はそんなのイヤですよ」と拒否されている。よほど面倒なものと思われているようなのだ。

子どもの層が同居していれば何てこともないのだろうが、40代の現役世代はほとんど家を出て独立している。一方でジイさんは「情報は新聞とテレビから入ってくるから、それで十分。インターネットはウィルスがコワい」なんて頑固に言い張っているのだから、どうしようもない。

最近つくづく思うのだが、本当に「登場人物が入れ替わる」ことがなければ日本は変わらない(参照)。

 

|

« 酒飲んで顔が赤くなる人は、コロナにかかりにくい? | トップページ | 自治会の回覧板電子化という問題 その2 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

私の実家の隣組はいつ居なくなってもおかしくない年寄りばかりです。家屋が次から次へと取り壊されて風景がすっかり変わってしまいました。登場人物が入れ替わるのではなくて消滅するのです。回覧板は不要になりそうです。

投稿: ハマッコー | 2024年5月29日 17:28

ハマッコー さん:

>登場人物が入れ替わるのではなくて消滅するのです。回覧板は不要になりそうです。

なるほど ^^;)

投稿: tak | 2024年5月29日 18:27

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 酒飲んで顔が赤くなる人は、コロナにかかりにくい? | トップページ | 自治会の回覧板電子化という問題 その2 »