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2024年5月12日

ANN、「目途」を「メド」と表記するビミョーな恥

NTT が決算発表記者会見で、社名変更の可能性を示唆したのだそうだ。正式名称は「日本電信電話株式会社」だが、既に「電信」のサービスは終了しているので、社名が実情にそぐわなくなっているためらしい。

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で、今日の記事で問題にしたいのは、この社名変更そのものについてではない。私のことだから、言葉についてのちょっとした問題である。

ANN のニュース見出しは "NTT 社名変更を検討「来年メド」" と表記されているが、動画を見る限り NTT の島田明社長のコメント時の字幕は「来年ぐらいを目途にしっかりと考えていきたい」となっている。字幕では「目途」だが、見出しではなぜかカタカナの「メド」に変わっている。

しかも島田社長は、「メド」なんて言っていない。上の動画をクリックすると、ちょうどその直前辺りからの音声を聞くことができ、「目途」をはっきり「もくと」と言っているのが確認できる。

もしかして ANN のニュース・スタッフ、「島田社長ったらしょーがねえなあ、 『目途』の読み方も知らねえで『もくと』なんて言ってやんの!」みたいに考えてしまい、見出しではわざわざこれ見よがしに「メド」なんてカタカナ使いにして添削してやったぐらいのつもりなんだろうか。

もしそうだとしたら、しょーがねえのは ANN の方である。

「目途」は「めど」とも「もくと」とも読むのだ。下は Goo 辞書での検索結果で、それぞれの画像をクリックすると元の辞書ページに飛ぶ。日本人の多くは「めど」と読みたがるが、それだと重箱読みなので、こだわる人ほど「もくと」と読む傾向があるように思う。

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これって ANN がビミョーに恥かいてると思うのだよね。余計なことを考えずに、記事見出しを「来年メド」なんかじゃなく「来年を目途に」ぐらいにしておけば、当たり障りなく済んだのに。

 

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