秋田の「人食いグマ」が「ヒグマとの交配」だって?
現代ビジネスが "地元猟友会の男性が危惧!秋田の山中に出没した「人喰いグマ」は、本当にツキノワグマなのか…指摘されている「ヒグマとの交配」の可能性" というかなり怖い記事を伝えている。先月秋田県でクマに襲われ、警察官 2名を含む計 3人の男性が死傷した件についての話だ。
ツキノワグマとヒグマは、生息地が津軽海峡で本州と北海道に隔てられているのだが、この記事の見出しに「交配」という文字があるので驚いてしまった。もし本当に交配されたとしたら、ツキノワグマよりずっと大きなクマになってしまうだろう。
記事には「大型の個体の目撃例が増えていて、しかも、そのほとんどが赤毛の個体だったという」とある。そしてこの記事の前篇は、"『秋田の山中に出没した「人喰いグマ」の「ヤバすぎる正体」…!報じられない地元の証言「どう見てもツキノワグマじゃねえ」「デカすぎる」』" というものだ。
付近には 2012年まで「八幡平熊牧場」という施設があり、閉園直前にヒグマが脱走して従業員 2名を殺傷するという事件があった。この時に脱走したヒグマは全頭射殺処分され、閉園時にも飼育されていたクマはすべて別施設に移動されたということになっている。
しかし地元では、飼育されていたヒグマのうち数頭が行方不明になっていると密かに言われているらしい。脱走したヒグマがもしツキノワグマと交配してしまっていたとしたら、かなり大きな個体となって生息している可能性があるというのである。
一昨日新潟出張の帰路、群馬サファリパークに寄り(参照)、間近でライオンやツキノワグマを見る機会があった。クルマのウィンドウ越しに見てもかなりの迫力だったが、あれより大きいクマに山の中で出くわすなんて、考えたくもない
最近、ただでさえ各地でクマの個体数が増え、里に降りて来るというケースが起きている。交配種が人里に出没したら、大変なことになるだろう。
ここは念のため、十分な調査をしてもらいたいものだ。
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