ダリって、かなりしっくりきてしまったよ
妻と一緒の裏磐梯旅行から、さっき帰宅した。さんざん運転して疲れてしまったので、昨日に続いて短かめで失礼。
今日は五色沼の近くにある諸橋近代美術館で、サルバトール・ダリのコレクションをたっぷりと見た。
妻はちょっと前に東京で開催されたダリ展を、ダリ・ファンの長女と共に見たことがあるというのだが、私としてはダリ作品をナマで見るのは今回が初めてで、しかもあれだけのボリュームなので、すっかりノックアウトされてしまった。
彼の絵はは時計がダラリとぶら下がったりして「わかりにくいシュールレアリズム」の代表格みたいに思われているが、よく見るとかなり言葉で表現しやすかったりするのだね。実はフロイト的なメッセージが色濃く感じられたりして、それがアメリカ人好みなんだろうと思われる。
で、私自身アメリカ趣味だったりするものだから、かなりしっくりときてしまった。このことが実感できたのは、今回の大きな収穫だった。
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