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2024年6月23日

タンス預金なんてしてる人が、実際にいるのだね

ファイナンシャル・ワールドというサイトに "2024年に「新しいお札」が発行されると、タンス預金が全て「旧札」になってしまいます。このままタンス預金を続けても大丈夫ですか? 銀行で交換する必要はあるのでしょうか…?" という質問のページがあるのを見てちょっと驚いてしまった。

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いくらお金のことに疎い私でも、旧札が問題なく使えることぐらいフツーに知っている。ただ、大昔の聖徳太子の 1万円札を 1枚ぐらい記念にとっておいてもよかった気もするが。

紹介した記事には、「新紙幣が発行されたとしても、旧札の法的効力が失われるわけではないため、店舗での支払いなど問題なく利用できます」と、ごく当然の回答が示されている。とはいえ「将来的には使えなくなるかもしれない」という、気になる小見出しもある。

これは「いずれ自動販売機や ATM 等で読み込みができなくなる可能性があります」ということで、「少しずつ新紙幣に変えていくことが必要になるでしょう」と現実的なアドバイスにつながっている。

実際には「新紙幣に変える」なんて面倒なことをするより、銀行に預金してしまう方が手っ取り早いし確実なのだが、世の中には通帳の数字なんかより形のある「現ナマ」の方が信じられるという人がいるのだろう。こうなると、ほとんど「現金信仰」だ。

私の場合、とくに最近はキャッシュを使うことがあまりなくて、ほとんどカードで済ませている。自動販売機でも SUICA が使えるのだから、タンスの中どころか財布の中にさえ現金は最小限しか入っておらず、現行紙幣の肖像が誰だかも覚束ないほどだ。

いずれにしても、家に当座必要な額以上の現金を置くのはリスクが大きすぎる気がしてしまう。実際に数百万円の空き巣被害なんてニュースを聞くこともあるし。

一体どうして多額のタンス預金なんかするのかというのをググってみたところ、相続税申告相談プラザというサイトに「タンス預金のメリットは 5つ! 相続税対策には使えないため注意が必要」というページが見つかった。

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このページではタンス預金のメリットが 5点紹介されているが、総合的に見ればデメリットの方が大きいのは明らかだ。

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まあ、いずれにしてもウチは遺産相続の心配をするほどの財産なんてないから、気楽なものだ。

 

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