「猛暑日でもマスク」する人が約4割だと !?
よろず〜 というサイトに "「夏になってもマスク着用」約 5割が該当 「猛暑日でもマスク」も約 4割 いずれも 23年からは減少" というニュースがある。これには驚いてしまった。
これは健康総合企業「タニタ」が全国の 15歳以上の男女 1000人を対象に実施した「熱中症に関する意識・実態調査2024」で明らかになった数字だ。どうやらでたらめな数字ではないようで、「信じられないが本当だ!」と言いたくなってしまう。
記事には、夏のマスク着用について、各項目に「非常にあてはまる」もしくは「ややあてはまる」と回答した割合が次のように報じられている。
- 「夏になってもマスクの着用を続けている」 48.2%
- 「猛暑日でもマスクを着用している」 41.0%
- 「屋外で人と十分な距離が確保できる場合もマスクを着用している」 34.3%
- 「夏に外で運動(ウオーキング・ジョギングなど)をする際もマスクを着用している」 22.1%
「屋外で人と十分な距離が確保できる場合」でも、3分の 1以上の人がマスクを着用しているというのは、「おかしいんじゃないの?」と言いたくなってしまう。昨年 3月 27日にはこうした状況について、"マスクは「顔パンツ」化しているのだそうだが" なんて記事を書いているほどだ。
確かに実感としても、こんなに暑くなっているというのに街やショッピングモールですれ違う人の半分近くがマスクをしていることに驚く。空いた道を歩いていてもかなりの人がマスクをしたままだ。
マスクの着用が「個人の判断」に任せられるようになったのは、昨年の 3月 13日からである。私はその日を期してマスクなんか外してしまったのだが、多くの人はずっと着用のままで、1年以上経った夏になってもまだこんな状態なのだから、「個人の判断」なんてされていないんじゃあるまいか。
マスクを着用することでコロナ感染が防げるということに関しては、私としてはかなり疑問に思っている。ただ、統計数字的には僅かとはいえ「効果がある」ということになっているので、マスメディアは「マスク着用なんてほとんど無意味」と書くわけにいかないのだろう。
しかしその数字的裏付けは、暑い夏でも我慢して着用し続けることを肯定するほど顕著なものとも思われない。私自身、マスクなんてしていなくても一度も感染していないし。
コロナよりも、この暑い中でマスクをし続けることによる熱中症の方が心配になってしまうよ。
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コメント
正に顔パンツ化しています。デザインや色も洗練されてきてファッションの一部になってしまったかと感じます。
(女性にとっては口紅を気にしないでいいというメリットがあるのかも知れません)
基本はマスクはしませんがいつでも着用できるように携帯はしてます。クリニックや処方箋薬局では必須だからです。仕事先では先方の様子をみて着用してます。
コロナも第何波か忘れましたがグラフの山が出来てますね。
マスク着用派にとっては ‟それみたことか”と思ってるでしょう。
マスクはウィルスの飛散を押さえるのには多少の効果はあると思いますが、感染を防ぐ効果はほぼないとみています。ウィルスの大きさからすれば、マスクの繊維の隙間なんて容易に通り抜けられます。
国民そろって一度始めてしまったことは ‟わかっちゃいるけどやめられない” のだと思います。
投稿: ハマッコー | 2024年7月20日 01:35
ハマッコー さん:
>国民そろって一度始めてしまったことは ‟わかっちゃいるけどやめられない” のだと思います。
なるほど。自分で判断しない国民性ですからね ^^;)
投稿: tak | 2024年7月20日 06:05
真夏に阿呆だなあと思っていました。いたのですが・・・
あっ、今日自治会の夏祭りで食べ物売るから5時間マスクだ!
ぎゃああ!!
投稿: らむね | 2024年7月20日 10:12
らむね さん:
うひゃ、そりゃもう「ぎゃああ!!」ですね。
投稿: tak | 2024年7月20日 10:19