昼前は扇風機、昼過ぎは「必要悪」の冷房に頼る
昨日昼前、気象庁が関東甲信地方の梅雨明けを発表した(参照)。梅雨入りしたのが先月の 21日だったから期間は 27日間だったが、途中で「梅雨の中休み」と言われる期間がやたら暑かったので、印象としては「呆気ない梅雨」だった。ただし東京都心の雨量は平年同時期に比べると 1.6倍に達したという。
決して「カラ梅雨」だったというわけではなく、降るときはどっと降ったということのようで、こういうのを「短期集中型」と言うらしい。昔は「梅雨はシトシト雨が続く季節」と言われていたが、最近はこの時期の大雨被害が結構報じられるので、梅雨の様相が変わってしまったということなのだろう。
今朝は明るい太陽が昇りつつあるのを感じながら目が覚めた。朝から青空である。春や秋などの季節なら爽やかな目覚めというところだが、既に暑い。予報ではつくば周辺は 35℃ 以上の猛暑日には達しないようだが、34℃ にはなりそうだ。たった 1℃ の違いだから、十分に暑くなる。
Weather News の見解によれば、今年の夏は昨年に匹敵する暑さになりそうだという(参照)。「7月〜9月の気温傾向」という図を見れば、日本中が「平年より高い」を示す真っ赤っかだ。いやはや、あの思い出したくもない暑さの真っ只中に、既に入っているわけなのである。
部屋の中の気温は、午前 9時を過ぎたばかりだというのに、既に 29.8℃、湿度は 65%に達している。こんなの、20〜30年前だったら 1日の「最高気温」だ(参照)。
一日だけ妙に暑いというなら何とか耐えるが、それがほとんど毎日続けば確実に疲労が蓄積してしまう。私としては「冷房は必要悪」と思っているのだが、ここまで暑いと「悪」の文字はかすれてしまって、「必要」の二文字ばかりがやたら迫ってくるのだよね。
とはいえ、昼前まではできるだけ扇風機だけで頑張っている。扇風機って汗を蒸発させて気化熱を奪ってくれるから、案外頼りになる。昔は「扇風機の風は直接体に当てないように」なんて言われていたが、今となってはそんな悠長なこと言ってられない。
【翌 20日 追記】
この記事を書いた日は「午前 9時を過ぎたばかりだというのに、既に 29.8℃、湿度は 65%」だったが、今日は 朝の 7時半の時点で気温が 30.1℃、湿度が72% となっている。窓の外を見ると、太陽のギラつき方のレベルが違う。
ここまで来ると、「午前中は扇風機」なんて悠長なことは言ってられない状態だ。
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