郵便料金の値上げまで、あと 1ヶ月ちょっと
郵便受けに「2024年 10月 1日(火)から郵便料金が変わります」という案内チラシが入っていた。これについては今年 5月 22日に "郵便料金値上げは「郵送そのもの」を減らすきっかけ " というタイトルで書いているが、あと 1ヶ月ちょっとというところまで迫っているのだね。
5月 22日に ”「郵送そのもの」を減らすきっかけ” なんて書いてはいるが、自分のことを振り返ってみると、連絡手段はほとんどインターネット・メールに切り替え済みだ。郵送なんて、既にこれ以上は減らしようがないところまで減らしてしまっているので、「きっかけ」もへったくれもない。
仕事上の請求書などは相変わらず紙に署名捺印したものの郵送が求められるが、70歳を過ぎてからは仕事そのものを減らしてしまっているので、請求書の送付なんてことも年間 20通以下に減っている。この程度では今回の郵送料値上げの影響なんてないに等しく、気楽なものだ。
そういえば、最近は受け取る郵便物も減っている。郵便受けに入っているのはほとんどがお役所関係の通知とか領収書、そして品物を売りつけるためのダイレクトメールばかりだ。そのダイレクトメールも、最近は徐々に減ってきている。
通販関連は、最近ではほとんどがネットに切り替わっているようで、相変わらず郵便で届くのは、高齢者向けの「老人保健」とか「葬儀場案内」みたいな鬱陶しいものばかりである。高齢者のインターネット利用率は低いので、こういうことになるのだろう。
あと 5年もしたら郵便による販売促進はますます減るに違いない。インターネットのできない高齢者の多くはあの世に行ってしまうか、書類なんて送りつけられてもまともに読めない状態になってしまっているだろうから、通信手段として意味をなさなくなってしまう。
宅配便のサービスは運転手不足といわれるほど盛況のようだが、文書をやり取りする郵便というのは、今後どんどん衰退していってしまうのだろう。そのうち、1通の手紙を送るのに 300円分ぐらいの切手を貼らなければならないなんてことになっても不思議じゃない。
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