パリの人たちって、ウンコ強いよね
いろいろなメディアが、トライアスロンでセーヌ川を泳いだベルギーの女子選手が「体調不良」になったと伝えている。今のところ病名に関する公式発表はなく、AFP も明確には触れていない(参照)が、日本の産経新聞は「大腸菌感染症とみられる」と書いている(参照)。
パリ・オリンピック開会前からトライアスロンの水泳部門ではセーヌ川を泳ぐと伝えられ、そのニュースを聞いたときから私は「選手が気の毒」と思うほかなかった。私だったらセーヌ川に飛び込んで泳ごうとは決して思わない。もちろん道頓堀川もイヤだが(参照)。
私はパリにはほぼ 45年前に一度しか行ったことがないが、その時の印象を 2008年 5月 18日付の「ウンコ強さについて考える」という記事で次のように書いている。
パリの街を歩くと、「フランス人って、ウンコ強いなあ」としみじみ思う。私は初めてパリに行ったとき、舗道で犬の糞を踏んづけた。それ以後、あまりきょろきょろ上を向かずに、しっかりと足元を見て歩くようになった。
パリジャンたちは犬の散歩をさせ、舗道でウンコをさせたまま置き去りにして平気である。そして長いフランスパンを買って知り合いに会うと、そのパンをむき出しのまま犬がウンコする舗道の街路樹に立てかけて話し込んだりしている。
とにかく私にとってのパリの街の印象は、「舗道が犬のウンコだらけ」ということなのである。これって決して、偏見とか大げさな話とかいうわけじゃない。
さすが、ヴェルサイユ宮殿の庭で平気でウンコやオシッコをしていた(参照)国民だけのことはあり、パリで香水が発達したのはウンコの臭い隠しどころか、それを際立たせるためだった(参照)という説まであるというのもうなずける。
だからこそ、市長自らセーヌ川で泳いでデモンストレーションしてみせられるほどの「ウンコ強さ」が養われたのだろう。
ただ、パリの人間はウンコ強くて大腸菌にも耐性があるのかもしれないが、そうじゃない国民もいるってことに配慮してもらいたいものだ。あの人たち、自分の都合はしっかり主張するけど、他人の都合には全然無関心だったりするからなあ。
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