台風 10号の進路は、この夏で一番厄介そうだ
昨日の午前 3時にマリアナ諸島付近で発生した台風 10号が、勢力を強めながら来週東日本や西日本に近づくおそれがあると報道されている(参照)。8月は台風ラッシュでこれで 6個目の台風だが、この 10号が一番厄介な進路を辿りそうな気配だ。
NHK ニュースによれば、この台風は発達しながら北西に進んでいるが、今後は「勢力をさらに強めて『強い』台風として来週、東日本や西日本に近づくおそれ」があるとされている。進路予測をみる限り、とくに危険なのは大阪方面のようだ。
例年、日本に近付く台風は沖縄や九州に近付くか上陸するというパターンが多いが、今年は一気に本州を目指して北上してくるのが目立つ。この猛暑傾向で、台風のコースが北寄りにシフトしてしまったのかもしれない。
ちなみに昨日の日本の気温はまだまだ高く、とくに西日本で「危険な暑さ」が続いている。下は NHK の報じた昨日の上位 8番目までの気温だ。
東日本は辛うじて「猛暑日」に達しない地点が増えているが、西日本では当たり前のように 38℃ 以上を記録している。この上、強い台風が西日本直撃なんてことになったら気の毒だ。
この分だと、8月を過ぎて 9月に入ってからもまだまだ多くの台風が発生して日本に接近、上陸しそうな勢いだ。今後も各地で被害が発生する怖れがある。11月の声を聞くまでは油断がならないかもしれない。
涼しい秋を呑気に楽しめるのは、ほんの短い期間になってしまうのだろう。やれやれ。
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