読売新聞のサイトに行っただけで表示される詐欺サイト
さっきネットでニュースを見ていたところ、突然「お前の使ってるシステムはスパイウェアに感染したから、ファイアウォールの更新が必要だ」というようなメッセージが出てきた。
ただ、表示される画面のデザインが懐かしの(?)Windows の初期画面みたいなので、「アホか? こっちは Mac ユーザーだもんね」と、慌てず騒がず画面を消したのだが、Windows ユーザーの中には欺されて、表示された連絡先に電話しちゃう人もいるのかもしれない。
「久し振りで妙なモノを見ちゃったなあ」と思っていると、どうやらこれは最近の流行りのようで、「読売新聞のサイトを見るだけで表示される」みたいな tweet がかなりある。上は徳丸浩さんという方のもの(参照)で、とくに意識していなかったのだが、あれって読売新聞のサイトだったのかもしれない。
で、徳丸さんの tweet の日付を見ると 7月 18日ということで、もう 2週間以上経ってるじゃないか。それで「読売新聞 詐欺サイト」のキーワードでググって見ると、「サポートを装った怪しい警告にご注意を」という 7月 19日付の記事がある。一応それなりに注意は呼びかけたようなのだ。
というわけで私も一応、流行りの詐欺サイトというのを見ることができたわけで、本日の収穫ということにしておこう。
ちなみに上述のキーワードでググるとこの記事よりも上位に表示されるのは、"偽のサイト、メールにご注意ください"(2023年 11月 13日付)、"「読売新聞オンライン」偽サイトへの誘導広告を確認…対処を要請"(23年 2月 21日付)などの記事である。
気の毒に。読売新聞、昨年初めからネット詐欺グループの標的みたいなことになっているようなのだ。読売新聞のサイトに行く人たちが、とくにネット・リテラシー低くて欺されやすいってわけじゃないだろうに、もしかしたら、閲覧数の多いサイトが狙われるのかなあ。
いずれにしても、インターネット画面を見ていて突然表示されるこの手のものって、ほとんどはアホな詐欺だから真に受けたりせず、さっさと表示を消してそれまでの作業を続けるようにね。
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コメント
これ、最近に始まったものではないんですが、どんどん身近に迫ってきているようでして、最近しょっちゅう、このトラブル対応に呼ばれまくっている私です。
特にWindowsでアクセスすると、これがいきなり全画面表示になり、閉じられないどころか再起動しても表示が続くという、ITに疎い方にはやっかいな代物でして。
ホント、真に受ける方多数なので、困り果てております(-_-;)
投稿: もりけん | 2024年8月 7日 02:15
もりけん さん:
そりゃまた、厄介なことになってるんですね。真に受けさえしなければ、助けを呼ぶなんてことも減るんでしょうけど。
投稿: tak | 2024年8月 7日 05:46