パリの人たちは、やっぱりウンコ強い
多くのメディアがパリ・オリンピックでセーヌ川を泳いだトライアスロンとマラソンスイミングの選手の 10%が胃腸炎を発症したというニュースを伝えている。下の画像は THE ANSWER の記事(参照)だ。
この「胃腸炎」は大腸菌によることが明らかだ。ここまで来たら、「パリの人たちって、ウンコ強いよね」という私の今月 5日付が決してジョーク記事じゃなかったのだと理解していただけるだろう。
オリンピックの 1ヶ月ちょっと前の 7月 17日、NHK が「五輪開幕を前に パリ市長がセーヌ川を泳いで水質改善アピール」 という記事で、アンヌ・イダルゴ市長が「クロールで息継ぎをしながら、セーヌ川を50メートルほど泳ぎきりました」と伝えている。この記事はさらに次のように続く。
イダルゴ市長がセーヌ川で泳いだあとには、市内のスイミングクラブのメンバーや、市の関係者などもセーヌ川での遊泳を楽しんでいました。
このニュースに接して私としては、「さすが、舗道が犬のウンコだらけのパリで暮らしているだけある!」と感心してしまった。私は 40年ほど前、パリに着いたその日に犬のウンコを踏んづけてしまったので、この印象は強烈なのである。私の中のパリは「花の都」ではなく「ウンコの都」なのだ。
パリ市はこれまで、セーヌ川の水質改善に取り組んできたようで、その努力は認めないではない。しかし、セーヌ川を「問題なく泳げる川」に変貌させるのは難しそうだ。
いずれにしても、都会を流れる川で泳ごうなんていうのは酔狂過ぎる話である。NHK の記事は、次のようにも伝えている(参照)。
イギリスから親子で訪れた49歳の観光客の男性は「川岸には有名なモニュメントもたくさんあるので見た目もいい。セーヌ川で行われる競技はとても感動的なシーンになる」と話していました。
ただ、14歳の娘は「私だったら泳がない」と苦笑いしていました。
父親は英国ジェントルマンとしてそつのないコメントをしているのだが、娘の方はかなり率直である。
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コメント
学生時代(30年くらい前)、第二外国語の先生が「もし君たちがパリ市内を歩く機会があれば、必ずUNKOを踏む。」と注意を受けたことだけは、もっとも覚えていることだなぁ。(あと普通の挨拶はサリュとかサヴァだとか)
投稿: 乙痴庵 | 2024年9月14日 05:56
乙痴庵 さん:
何とよくわかっている先生でありましょうか! 素晴らしい洞察眼 (^o^)
投稿: tak | 2024年9月14日 06:22