なるほど、京都は休日に行くところじゃなくなってた
米子出張の帰路、そのまま帰ったのでは取手駅からの最終バスに間に合わないので、昨日は途中の姫路(神戸、大阪、京都より宿泊代が安い)に一泊した。今朝は朝一番で京都に出て、いつものように東本願寺でお参りしてから清水寺あたりを散策してから帰ろうという心づもりだったのである。
ところが京都駅に着いてみると休日のせいか、驚くほど人が多い。とくに外国人が半分ぐらいいるような感じで、彼らの多くは大きな荷物をゴロゴロ転がしているのでやたらと混雑する。
京都駅から東本願寺までの道を歩くだけで人混みをかき分けながらという状態で、さらに参拝を終えたところで雨まで降ってきた。そんなわけでそれ以上歩く気が失せてしまい、予定より早い新幹線に変更して早々に帰って来てしまった。
京都で雨に降られるなんて晴れ男の私には珍しいことだが、あれは「さっさと帰った方がいい」という天の声だったのだろう。
上の動画は「2024年10月5日(土) 観光客で大混雑する日曜日の清水寺参道を歩く」というタイトルで、つい最近録画されたもののようだが、なるほど、結構な混み具合だ。これを見ると、清水寺までなんて行かずにさっさと帰って来てよかったとしみじみ思われた。
このブログの今年 6月 9日付は "京都の「オーバーツーリズム問題」を考えてみる" という記事だったのだが、その中で私は(今年 5月に京都を訪れた時は)「雨の降るウィークデイだったこともあってか、それほどの混雑ではなかったがなあ」なんて呑気なことを書いている。
これって、今から思えば 5月の連休直後のウィークデイで、しかも雨降りだったからということのようなのだ。休日の京都というのは雨でも昨日のような有様なのだから、天気がよかったら身動き取れないぐらいなんじゃあるまいか。考えるだに恐ろしい。
本当に「京都は休日に行くところじゃなくなった」と実感させられた。
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