歩いたり休んだりする方がカロリーを消費するらしい
Gigazine が "ウォーキングは歩き続けるより「休憩」を挟んだ方が最大 60%も消費カロリーが多いとの研究結果" という記事を伝えている。ひたすらコンスタントに歩き続けるより、歩いたり休んだりする方がダイエットにいいという指摘はちょっと意外だが、どうやら本当のことのようなのである。
これはクルマの運転でも頻繁に加速したり停まったりする方が、一定速度でコンスタントに走り続けるより燃費が悪くなるのと同じ理窟らしい。人間の体も動いたり休んだりする方がどんどんカロリーを消費して、効果的なダイエットになるのだろう。
ちょっと考えてみたところ、歩くなら市街地の方が自然にこの効果が得られそうだ。嫌でも信号で何度も止められるからね。自然豊かな散策路の場合は、あまり調子に乗ってどんどん歩き進まずに意識的に休むように気を付ければいいのだろう。花に見とれるとか。
とはいえいくら「休む」と言っても、上の写真のようにいかにも「エクササイズしてます」みたいな格好で舗道の端に腰を降ろし、車道に足を放り出すのはオススメできない。車道を走ってきたクルマの運転手は、驚いてブレーキを踏むだろう。
記事のどこを読んでも、ウォーキング中に道に座り込んで休めとまでは書かれていない。Gigazine の翻訳は変なのが多いと前に書いた(参照)が、今回の場合はどちらかというと写真が変だよね。元記事の写真はずっとまともである。
ちなみに記事中に「エクササイズ・スナッキング」(exercise snacking)という言葉があるが、これについては同じ Gigazine で 8月 4日付の "ジム通いしなくても少しの運動で十分な効果が得られる「エクササイズ・スナッキング」とは?" という記事に詳しく述べてある。
この記事にある階段昇降の繰り返しなどはエネルギー消費を増やせるだけでなく、年齢的に衰えがちな足腰も鍛えられそうなのでよさそうだ。やってみよう。
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