ホテル代が本当に高くなってしまった
「出張族が悲鳴! 都内ホテル「1万円の壁」どころか2万円台へ なぜこんなことになるのか」という記事がある。本当に最近はホテル代が高くなってしまい、コロナ警戒の時期が終わってまた出張が増えてきた私としてもかなり困っている。
都内のビジネスホテルの平均的な宿泊代は、2022年末に 1万円を突破し、今年 11月には 1万8000円ほどになっているという。コロナ以前のほぼ倍だ。関東住まいの私は都内のホテルに泊まる機会も必要性もほとんどないが、京都あたりも東京とほぼ同じぐらいの水準になっている。
以前は関西方面に出張する時は京都のホテルに泊まり、1泊 2日の 2日目の空いた時間に古都のあちこちを歩いてから帰路につくのが楽しみだった。しかし最近は京都で 1万円以下のホテルなんて嵯峨野のはずれあたりまで行かないと見つからないから、交通手段的にちょっとね。
大阪府の南部、堺市近辺が目的の場合でも、大阪市内の中心部のホテルはやたら高いのでちまちま乗り換えをして新大阪まで戻り、安めのホテルに泊まることになる。そこからさらに西に足を伸ばして 2泊 3日になるような場合は、帰りは姫路あたりで降りないと 1泊 1万円以下のホテルが見つからない。
こうしたホテル代急騰の原因は、やはり「インバウンド客の増加」ということらしい。私は外国人観光客の多いホテルは値段がそれなりに高いので敬遠し、もっと安いホテルしか利用しないが、ある程度のランクのホテルに泊まる知り合いに聞くと、やはり外国人の比率がずいぶん高くなっているらしい。
彼らの多くは「西洋人はたいてい静かだけど、中国人のグループは夜中までうるさいことが多いから要注意だよ」と言う。私は幸いにしてそんなケースに遭遇したことがないが、これはどうやら安ホテルばかり選んでいるからに違いない。
ちなみに、年末は日本人も外国人も観光や出張どころじゃないようで、ホテル需要が下がるようだ。そのため値段も落ちついてるので、東京や京都で観光したかったら 12月の 18〜22日頃が狙い目だ。今となっては遅すぎる情報だが、来年の参考までに。
もっとも、年末はみんな忙しくてなかなかそんなわけに行かないだろうし、クリスマス以後はまた高くなるだろうから、ほんの一瞬みたいなチャンスでしかないのだが。
16日の記事(参照)で書いたように、昔みたいな「ホーボーの旅」をしてしまえばホテルなんかに泊まらずに済むのだが、仕事上の出張ともなるとなかなかそういうわけにもいかないのが鬱陶しいよね。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 茨城県の道路がガタガタで「穴ぼこ」だらけなのは(2025.01.30)
- ホテル代が本当に高くなってしまった(2024.12.22)
- 和菓子、薬、滑舌訓練等々 ・・・ 「外郎」を巡る冒険(2024.12.11)
- 世界の観光都市ランキング、京都はどうなってるの?(2024.12.07)
- JR の往復割引が終了するのは残念!(2024.12.03)
コメント
そのせいか、エイピーエイホテルは23年度は売上高が1,912億円、経常利益が553億円、純利益が373億円、営業利益率は30%です。
驚異的な数字を叩き出していますね。
コロナ禍のときも自治体に一棟貸しして利益を上げました。その時に国から支給された一人一日3300円の食事代から相当額を配膳料として中抜きしていました。(指摘されてからやめた)
経営者として見事なもんです。高く売れるものは高く売る。
一方、東横インは会社として値上げはしない、いつも通りと宣言してます。四条大宮で6175円です。ただ部屋は狭いです。宿泊特化型としてるので大風呂もなしでその分安いようです。一万超えはありません
投稿: ハマッコー | 2024年12月22日 12:40
ハマッコー さん:
APA はちょっとね ^^;)
意識して避けてます。
https://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2021/07/post-8c81b6.html
東横インは、確かにまだマシですね。先日も泊まりました。
ただ、大風呂が欲しいなあ。私は大柄なので、客室の小さなバスでは体がはみ出しすぎるんです ^^;)
投稿: tak | 2024年12月22日 17:42