共産党委員長はうなぎを食べるらしいが、私は食べない
共産党の政治資金収支報告書(令和 5年分)に記載されたうなぎ料理店への党費支出を巡り、党員、支持者らが X(旧ツイッター)上で激論を交わしているんだそうだ(参照)。田村委員長は「私も食べる」と言ってるらしいが、私はこのブログで何度も書いてるように、うなぎは食べない。
共産党うなぎ騒動のきっかけは、同党の斉藤優子目黒区議が昨年末に自らの X(Twitter)で自民党の高額会食を批判したことだという。これに対し、かつて共産支持者だったという人物が今月14日に「共産党も外でうなぎを食べたりと会食費を使っている」と批判したことで火が付いてしまったようだ。
共産党の政治資金収支報告書(令和5年分)にもうなぎ料理店への党費支出が記載されていることがわかり、ちょっと「やぶ蛇」気味になってしまっているらしい。 これに対して斉藤区議が「共産党はうなぎを食べたりしてはいけないと言いたいのか」と苦し紛れの子供じみた対応をした。
ここからは「うなぎはブルジョアの食事だ」「共産主義思想に反している」なんて発言まで出て、こんなような 馬鹿馬鹿しい展開になっているらしい。今どきそんなくだらないことを言ってるから、選挙の度に票が減る一方なんだろう。
ちなみに私が「うなぎを食べない」のは「ブルジョア的」とかいう前世紀的文脈とは全然関係なく、「生物多様性」の視点による今世紀的な理由からだ。それに付いては 10年以上前から複数本の記事を書いていて、最も解りやすいのは、2018年 1月 20日付の「ウナギは食べないんだもんね 」という記事だ。
この記事は HUFFPOST の "このままでは絶滅? 「うなぎ」の危機に私たち日本人ができること" という記事に反応したもので、次のように書いている。
要するに、絶滅に瀕したウナギを守るには、我々日本人がウナギを食わないようにすればいい。少なくとも食う量を減らせばいいという、当然のことを述べた記事なのである。(中略)
私は結構前から、ウナギに関しては明確に「食わないことにする」と宣言している。代表的な記事だけを挙げても、こんな具合だ。
当面、ウナギとマグロは食わないことにする (2013.6.14)
「ウナギとマグロは食わないことにする」 ということについて(2013.8.3)
ウナギを食うのは早めに諦める方がいい (2016.9.26)
というわけで、生物多様性を重視したい方には「うなぎなんか食べなくても楽しく生きていけるもんね」という路線で行くことをオススメしたい。共産党の方々は今世紀的視点にはほとんど興味がないようだが。
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