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2025年1月23日

「ひとりメシ」って、私にも当たり前のことなんだが

週刊現代のサイトに "「孤独のグルメ」が韓国で人気爆発…!松重豊に憧れて…韓国の若者の間で「ひとりメシ」が大ブーム【一人外食は寂しい人という食文化が変化】" というやたら長いタイトルの記事がある。日本のドラマが韓国の食文化の変化の契機になっているのだそうだ。

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『孤独のグルメ』というのは、妻がテレビの大画面で YouTube 配信のものを見ているのを、時々付き合って見ることがある。夢中になるというほどではないが、見始めるとつい最後まで見てしまうという、不思議なドラマだ。

下戸の主人公が、酒を飲むのがデフォルトのようなメシ屋で、一人で酒以外のいろいろなメニューを注文して食い、悦に入るというのが毎回のパターンのようなのである。画面に映る他の客の多くが仲間同士で来て酒を酌み交わしている中で、一人黙々と食う姿がおもしろい。

実は私も長らく、妻と一緒の外出の時以外はたいてい「ひとりメシ」の人である。仕事はフリーランスでほぼ個人プレー。しかも決まった得意先ではなく、その時々であちこちを訪問するパターンが多いというのは、『孤独のグルメ』の主人公と同様なもので。

馴染みの訪問先で一通りの要件が済み、「それじゃあ、メシでも食いながら一杯・・・」ということにはなりにくいのだ。

その上、私はかなり前から肉食を止め、酒もほとんど飲まなくなったので、外で晩飯を食うにも、焼肉だの焼き鳥だのといった店は初めから選択の範囲外となる。こうした店に行っても、私の食うものはライスぐらいしかないということになってしまうからね。

ちなみに『孤独のグルメ』の主人公は結構な「食い道楽」のようで、一品料理をいろいろ注文して食うことが多いみたいなのだが、私は残念ながらそんな趣味はなく、定番メニューをさっと注文して、さっと出てきたものをさっと食い終わるというのを常としている。

こうして見ると、同じ「ひとりメシ」でも『孤独のグルメ』の主人公とはかなりタイプが違うようなのだ。決して「淋しい人」というわけではないのだが、ドラマにはなりにくいみたいなのだね。

何しろ普段は家で天然酵母と全粒粉の自家製パン(参照 1参照 2)や、玄米食(参照 3)を食っていて「これこそ本当のメシ」と思っているので、外食は「単なるつなぎ」としか思っていないのだよ。

 

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