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2025年2月14日

あおり運転されたら、すぐに停まって先に行かせてしまう

「くるまも by 三井住友海上」というサイトに、「あおり運転をするのはなぜ? あおられたときの対処法は? 加害者1,000人にヒアリングした教授に話を聞いた」という記事がある。答えてくれたのは明星大学で「あおり運転」について研究している藤井靖教授だ。

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あおり運転には 10類型あるとされるが、圧倒的に多いのは「車間距離不保持」というもので、要するに車間距離を極端に詰めて迫るといやつだ。これって、追い越し車線をノロノロ運転しているクルマの後ろで発生しやすい。つまり「通せんぼ運転」があるから、つい車間距離を詰めてしまいがちなのだ。

それだけに藤井教授は「加害者の 83%は自分があおり運転をしている自覚がない」と指摘する。つまり加害者は「相手が悪いから自分もそうせざるを得なくなっている」と考えていて、むしろ被害者心理の方が強かったりする。

私も「通せんぼ運転」運転されてイライラすることがよくある。しかしそんな場合は、決して車間距離を詰めてあおったりせず、むしろ別の車線を走って「通せんぼ運転」のクルマには近付かないようにする。

というのは、「通せんぼ運転」するような人は、生まれてから一度もバックミラーもサイドミラーも見たことがないんじゃなかろうかと思うからだ。つまり、自分が「通せんぼ運転」しているということに気付いていないのである。

そんなような人の運転するクルマには、危なくて近付きたくないじゃないか。私は 2019年 12月 13日付の "「煽り運転」は、元(通せんぼ走行)から絶たなきゃダメ" という記事で、"「通せんぼ走行」のドライバーにも、高い違反点数を課すべきだと思う" と書いている。

実際には追い越し車線で「通せんぼ運転」しているクルマとは別の車線を走っていると、自然にそのクルマを追い越してしまうことになる。あおったりするよりずっと「結果オーライ」になることが多いのだ。

高速道路とは別のケースとなるが、片側一車線の地方道で後ろからもの凄いスピードで迫ってくるクルマがあったりする。こちらが常識的なスピードで走り続けていたら、確実に「あおられる」ことになる。

こんな場合、私はすぐに左端にクルマを停めて道を譲ることにしている。相手はすぐに追い抜いて猛スピードで走り去るが、しばらく行くと、バックミラーもサイドミラーも見ないノロノロ運転のクルマ(運転)に「通せんぼ」されているのに追いつくことが多い。要するに「煽り」って危険なだけでムダなのだ。

冒頭で紹介した記事の写真に、"対処法は 3つの「と」" と表示されているが、これは「① とらえる(捉える)  ② とまる(止まる) ③ とる(撮る)」ということだそうだ。「捉える」は早めに気付くことで、「撮る」はドライブレコーダーで記録することだという。

たしかにこの 3つの「と」は有効だと思う。とくに早めに気付いて停まるという 2つの「と」で十分ということがほとんどだ。

 

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