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2025年3月 8日

睡眠時間が短いと、「死亡率」が増加するって?

レバテック LAB というサイトに "「7~9時間睡眠」維持できないと死亡率最大 29%増? 4万人超の睡眠時間 5年分を調査した結果【研究紹介】" という 3月 5日付の記事がある。ただ「死亡率最大 29%増?」なんていうが、人間は元々死亡率 100%だから、それ以上の増加はあり得ないと思うがなあ。

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この見出しがあまりにもミステリアスなので本文を読んでみたところ、こんな表現になっている。

健康的な睡眠時間を維持していた参加者に比べて、最適でない睡眠パターンの参加者は全死因における死亡リスクが最大で 29%高かったことがわかった。

29%高かったのは、「死亡率」なんかじゃなく「全死因における死亡リスク」じゃないか。最近、ニュースサイトの記事タイトルを付ける編集者の質がやたら落ちてるような気がする。

いずれにしてもわかりにくい表現だがニュースとしては、死亡につながるいろいろなファクターがある中で、実際に死ぬリスクが 3割近く高まると言いたいようなのである。繰り返しになるが、人間いずれは死ぬんだけどね。

睡眠時間についていえば、私も「7~9時間睡眠」なんてまったく維持できていない。せいぜい 4〜5時間で、ほんのたまに 9時間ぐらいの「寝だめ」をする。

まあ、妙なことを気にしすぎるのが一番健康によくないから、こんなところで生きて行ってみよう。

【3月 9日 追記】

そういえば、先日クルマを運転しながらラジオで「一般社団法人 日本ショートスリーパー育成協会」代表理事という人の話を聞いたのを思い出した。この人、マジで 1日に 45分ぐらいしか寝ないんだそうだ。

これって、いくらなんでも極端すぎる気がするなあ。個人的にはもうちょっとベッドの中でウダウダしていたい気がする。

 

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