イーロン・マスクの言動でテスラが危機に
WIRED が今月 18日付で「イーロン・マスクの物議を醸す言動がテスラを窮地に追い込んでいる」という記事を載せている。彼の言動が欧州でテスラ離れにつながり、テスラ関連メディアの運営者までもがほかの電気自動車(EV)に乗り換える事態となっていると報じられているのだ。
テスラの電気自動車事業は確実に危機に直面しているようだ。「販売台数の急減、テスラ車への嫌がらせ、法人顧客の離反、テスラーオーナーが愛車を手放すなど、事態は深刻化している」というのである。環境問題を考慮してテスラ車を購入した世界中のユーザーは確実に後悔しているだろう。
テスラ社の業績悪化はとくにヨーロッパにおいて顕著で、「EVの市場シェアが内燃機関車を上回ったノルウェーでは、先月の販売が37.9%減少。フランスでは63.4%減、スペインでは75.4%もの減少を記録した」と報じられている。マスク氏の政治的な動きが大きな要因となっているのは確かだ。
テスラ社の下取り価格は下落の一方で、オランダのテスラ車ショールームは落書きの被害に遭ったという。ロンドンではヒトラーを彷彿とさせるマスクの顔の描かれた反テスラのステッカーが配られ、ドイツではテスラ社のギガファクトリーの壁面に ”Heil(ハイル)" の文字が投影された(下の写真)。
ヨーロッパではことほど左様に、イーロン・マスクへの反感が強いようなのである。日本ではテスラ車はほとんど売れていないようで、これは幸いなことと言わなければならない。
それにしてもイーロン・マスクは、自らのビジネスを犠牲にしてまでトランプ政治に加担したいみたいなのだね。
【翌日 追記】
最新ニュースによれば、「テスラを破壊した者はエルサルバドルの刑務所送り トランプ氏示唆」なんだってさ。大人の権力を持った子どもの言い草。
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