今回の出張、復路でもトラブったが、まあいいか
四国は松山からの帰路にある。ところが今朝、松山駅で岡山行きの特急「しおかぜ 13号」に乗り、座席について発車直前という時に「途中での電気系統のトラブルにより、この列車は新居浜止まりとなります」なんていう車内アナウンスがあって驚いてしまった。
「おいおい、勘弁してくれよ。今日中につくばまで帰れるんだろうな」と、気持ちがどっと疲れてしまった。そもそも今回の出張は 2日前の記事で、出発時点で常磐線の人身事故のためダイヤが遅れ、予定していた新幹線に間に合わなかったことを書いている。
この記事では「今朝は自宅から出発する前になんとなくイヤなことがありそうな予感がしていた」と書いていたのだが、すぐに「この程度で済んで、かえってちょっとした『厄落とし』になったかもしれない」と気を取り直している。ところが厄はまだ落とし切れていなかったようなのだ。
トラブル復旧に時間がかかったら、自宅に着くのは夜遅くになってしまうかもしれないなどと思ったが、嘆いている隙はない。いち早く振替輸送の最初のバスに飛び乗り、トラブル区間の先にある観音寺駅まで移動して、客待ちしていた「しおかぜ 14号」に乗ることができた。
そして岡山では、当初の予定より 1時間遅れの「のぞみ 26号」に乗ることができたのである。ただ、この「のぞみ 26号」も新山口付近の「異音」とやらのせいで 10分遅れの運行となっていたのだが、まあ、トータル 1時間 10分の遅れで済むなら問題なく許せる。
というわけで、今回の出張は往路で 20分以上遅れ、楽しみにしていた道後温泉本館は長蛇の列で諦め(参照)、おまけに復路では 1時間以上遅れるというトリプルパンチになってしまったのだが、まあ、それでも「この程度で済んでよかった」と言うほかない。これなら結構な「厄落とし」にもなっただろう。
上の写真は瀬戸大橋を渡っている時のサービスショット。往路は青空だったが、復路は雨模様である。
【同日 追記】
元々の予定では今日の 17時前には帰宅できるはずだったのだが、実際には常磐線に乗り換えてからも何だかんだで遅れが発生し、結局家に着いたのは 19時半になってしまった。2時間半以上の遅れで、しかもつくば周辺は土砂降りの雨になっていたが、まあ、今日中に帰れてよかったと思うことにしよう。
【4月 30日 夜 追記】
「東海道新幹線、停電で一時運転見合わせ ヘビが架線に絡みショートか」というニュースに目が止まった(参照)。こんなことらしい。
JR東海によると、30日午後 5時半ごろ東海道新幹線の岐阜羽島―米原間で停電が発生した。この影響で下りが東京―新大阪間の全線、上りは浜松―新大阪間で運転を一時見合わせたが、午後 7時ごろに再開した。
四国から帰ってくるのが今日じゃなくてよかったよ。それにしても JR はトラブル続きだが、ヘビが原因の架線トラブルなんて久し振りに聞いた。
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コメント
今後、インフラの老朽化や人手不足(質量とも)で、交通機関などのトラブルも増えていくのかなぁと覚悟しています。まぁ少なくとも個人的には、多少の遅延には動じない、余裕と寛容の精神を鍛えていかないとストレスが増えるばかりかな、と考えていますが。takさんのように「厄落とし」と思う気持ちが大切なのかも。
投稿: 山辺響 | 2025年4月28日 17:13
山辺響 さん:
>今後、インフラの老朽化や人手不足(質量とも)で、交通機関などのトラブルも増えていくのかなぁと覚悟しています。
それは私もかなり感じます。ちょっとしたトラブルが日常茶飯事になりましたね。
投稿: tak | 2025年4月28日 20:16